世界初の「補聴器用ワイヤレス充電」、リオン

最終更新日:2018年9月25日

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言語聴覚士コラム

世界初の「補聴器用ワイヤレス充電」、リオン

2017.11.15

補聴器などの医療機器や音響・振動計測器などの環境機器の製造、販売を手掛けるリオン株式会社(本社:東京都国分寺市、清水健一社長)は、10月12日、回路材・半導体関連材料・光学フィルムなどを製造する日東電工株式会社(Nitto、本社:大阪府大阪市、髙﨑秀雄社長)と共同で、世界初の「補聴器用ワイヤレス充電システム」を開発したことを発表した。

今後は、両社で製品化を目指したさらなる検証を重ね、2018年6月頃の販売開始を計画しているとしている。

同システムは、リオン社製の補聴器「リオネット補聴器」及び、「補聴器用空気電池」と互換性のあるリチウムイオン充電池・ワイヤレス充電器機能が備わった充電池モジュールになっており、リオネット補聴器ユーザーの利便性の向上に大きく寄与するとしている。

補聴器に使用される「空気電池」・「充電池」

補聴器のユーザーにとって、補聴器は日常生活に不可欠なもので、必要な時に、電池切れなどがなく確実に動作することが望ましい。補聴器に使用されている電池は、現在主流となっているのは「空気電池」だ。(そのほか、「充電池」・「乾電池」も使用されている。)

この「空気電池」の特徴としては、『連続使用時間が長い』、『(外出先などで電池が切れた場合)予備の空気電池に交換すれば継続的に利用できる』ことなどを挙げることができる。しかし、この「空気電池」の課題は、定期的な交換・購入の必要がある点だ。

「充電池」では、頻繁な電池交換を行う必要はないが、「空気電池」と比較すると、連続使用時間が短いため、外出先などでは電池が切れた場合に備えた充電器の携帯や、予備の補聴器の準備などが必要になるという課題があった。(乾電池は、耳かけ型補聴器よりもサイズの大きいポケット型補聴器に使用される。)

「補聴器用ワイヤレス充電システム」を共同開発

今回両社では、リオンが補聴器に必要な技術要素を抽出、Nittoが充電池、充電器部の開発・設計を担当。補聴器用空気電池と互換性のある形状充電池による世界初の「補聴器用ワイヤレス充電システム」を共同開発した。

・充電池は、約2.5時間の充電で約30時間の連続使用が可能、短い充電時間で長時間の連続使用を実現
・充電池の充電可能は回数800回以上、長寿命で1日1回の充電の場合、2年以上充電池を取り換える必要がない

補聴器ユーザーの「充電切れ」への不安解消

この充電システムでは、『空気電池・充電池の両方が使用可能』になっており、万一、外出先で補聴器の充電切れが発生しても空気電池に交換することですぐに使用を再開することができる。そのため、補聴器ユーザーの「充電切れ」に対する不安を解消し、利便性を大幅に向上するとしている。

また、同システムの充電を行う場合、補聴器の向きも気にせずに充電器におくだけの「ワイヤレス充電」になっている。(同充電システムに対応したリオネット補聴器 (空気電池使用)の利用については、充電システムの販売時に通知予定。)

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