多方面から求められる言語聴覚士

最終更新日:2018年9月26日

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言語聴覚士コラム

多方面から求められる言語聴覚士

2015.03.16

言語聴覚士が活躍するフィールドは、一般的なリハビリテーションセンター、慢性期の療養型病棟といった病院内部に留まるものではない。
最近の医療における専門性向上によって、より細分化が進み、言語聴覚士を求める施設は、大学病院・総合病院といった大規模施設のみならず、保健、福祉施設さらには教育機関まで拡大しているのが現状だ。
病院や一般施設以外での現場では、様々な役割が求められることも多い。
複雑な現場で、専門的・横断的に働くためにはどのようなスキルアップが必要なのか。 その手がかりを今回は考えて行きたい。

認定言語聴覚士になり、専門性を更に高める

言語聴覚士の多くが最初に担当することになるのは、摂食・嚥下などについてのリハビリテーションであり、次いで脳出血、脳梗塞後または交通事故などによる失語症に対する構音リハビリテーションとつづく。 そのほか、発声・発語、小児言語とその認知、聴覚障害からの回復リハビリなど、言語聴覚士に元来期待されている分野は幅広い。
これらの要請に応える一方、多分野に深化する認定言語聴覚士を目指す言語聴覚士も多い。
認定言語聴覚士制度は現在、一般社団法人 日本言語聴覚士協会が「認定言語聴覚士講習会」を主催している。 前回は、平成25年に行われ失語・高次脳機能障害領域、言語発達障害領域について講習が行われた。
認定言語聴覚士は、5年毎の認定更新が必要でその間日本言語聴覚学会に2回以上参加すること、認定を受けた領域に関する学会発表の場合は筆頭演者として、論文発表の場合は筆頭著者、教育講演、特別講演のうち最低1つ行い、これらを証明する書類を添え、申請することで取得することができる。
認定言語聴覚士を取得することで、自身の専門性を高め、やがて現場での指導者的ポジションを担っていくことになる。認定取得は、一つの大きなキャリアアップに繋がっていく。

関連資格をとり、横断性を高める

いまや、言語聴覚士が求められる現場は、病院や専門施設だけではなくなった。 介護保険制度が2000年から施行されて14年、超高齢化社会の到来により爆発的に需要が増加した介護福祉事業分野において、言語聴覚士を求める福祉関連施設や企業は多く、また利用者側のニーズも高い
これらのニーズに適合し、更に言語聴覚士が主体的なって介護保険制度の下で動くためには、介護支援専門員(ケアマネジャー)の資格が大きな力となる。 介護支援専門員(ケアマネジャー)になるためには、言語聴覚士として5年以上の実務経験を経て、都道府県が実施する「介護支援専門員実務研修受講試験」に合格し、「介護支援専門員実務研修」の全日程を休まず全て受講の後、レポートを提出する必要がある。

ケアマネジャーは、介護保険制度を利用する事業者と利用者を結びつけ、定量的な再評価を行い生活改善などを継続して行っていく。
いわば「介護制度の担い手」といえる。 ここに言語聴覚士としての視点が加わることで、更に自身の活躍の幅が広がるだろう。

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