東芝メディカルが高精細CT装置「Aquilion Precision」を販売開始

最終更新日:2018年10月23日

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診療放射線技師コラム

東芝メディカルが高精細CT装置「Aquilion Precision」を販売開始

2017.06.06

CT、MRIなどの画像診断装置の開発・販売を手掛ける東芝メディカルシステムズ株式会社(本社:栃木県大田原市、瀧口登志夫社長)は、4月14日、「細かく撮影する」ことにフォーカスした世界初となる高精細CT装置「Aquilion Precision(TM)」(アクイリオン プレシジョン)の国内販売を開始することを発表した。

「広く」・「早く」・「細かく」撮影できる臨床画像を医療現場に提供

東芝メディカルのX線CT装置は、これまで「広く」・「早く」撮影できることで、形態診断から機能診断へと臨床価値を見出してきた。

同社では、2007年に320列Area Detector搭載のCT「Aquilion ONE(TM)」を発表。16cmの幅が1回転で撮影でき、心臓・脳などを「広く」、1回転で臓器全体を撮影できるようになった。また、最速で0.275秒/回転の高速スキャンにより、「速く」撮影することを可能にしてきた。

ここ30年間大きく変わることはなかった「細かく」という点も、今回発売されたAquilion Precisionでは、空間分解能を大幅に向上させて、この「細かく」撮影することにフォーカスした。人体構造を鮮明に描出した臨床画像を提供できることで診療のニーズに応え、画像診断のさらなる可能性を提供していきたいという。

高精細画像から細かな生体情報の取得が可能に

Aquilion Precisionでは、同社の従来製品に比べて、面内・体軸方向のそれぞれの空間分解能が2倍になっており、X線検出器にはシンチレーター用の新素材を開発(体軸方向に従来の1/2となる0.25mm、面内方向には従来の2倍となる1792chの素子を配列した検出器)、極小焦点 (0.4㎜×0.5㎜ 他)で高出力に対応したX線管装置を搭載するなど、これまで検出不可能だった細かな生体情報を高精細画像から得られる

Aquilion Precision用として新開発された撮影寝台には、「2段スライド機構」と「高精度な天板制御機構」を搭載することで、寝台位置をミクロ精度で制御する。

2017国際医用画像総合展にも出展

Aquilion Precisionは、4月14日(金)~16日(日)にパシフィコ横浜展示ホールにて開催された日本画像医療システム工業会運営の「ITEM 2017 国際医用画像総合展」にも出展された。

同展示会は、1988年以来、日本医学放射線学会総会、日本放射線技術学会総会学術大会、日本医学物理学会学術大会の3学会と同時に開催されており、最新の医療画像機器とその周辺機器が出展される総合学術展示会になっている。

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