診療放射線技師コラム

最終更新日:2018年9月26日

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診療放射線技師コラム

男性喫煙者は、交通事故による死亡リスク高く

2018.08.17

東北大学は7月4日、相田潤(同大大学院歯学研究科国際歯科保健学分野准教授)らの研究グループが行った『喫煙と交通事故の関連を検討した前向きコホート研究』の結果に基づいて、「男性喫煙者」は交通事故による死亡リスクが高い傾向にあることを発表した。

同研究成果は、「Journal of Epidemiology」(電子版)に公開された。

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脳震盪、受傷後の適切な対応が不十分な実態

2018.07.24

米国疾病管理予防センター(CDC)によると、米国では推定320万~530万人が外傷性脳損傷(TBI)が原因となる長期障害を抱えている。

2013年の米国での救急受診のうち280万件をTBIが占め、直接的、間接的費用は760億ドルを超えるともしている。

このTBIの一種で、頻繁するのが『脳震盪』だ。しかし、米南カリフォルニア大学の研究チームによって、TBIを起こしているにもかかわらず、患者の多くは適切なフォローアップ治療を受けていないという研究報告があった。

同研究結果は、5月25日付けの「JAMA Network Open」(電子版)に掲載された。

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がんの血管構造を三次元・高精細に可視化

2018.07.12

がんには、膵臓がんやスキルス胃がんなど、抗がん剤が効きにくい部位がある。

これは、がん細胞の周囲に多くの間質細胞が存在していたり、線維化するなど、特殊な血管構造が形成されるためだ。その血管構造が、がん細胞をバリアーして増殖治療に対する抵抗性になると考えられる。また、がんには血管が少なく酸素が届きにくいものもある。

このようながんでは、薬剤・放射線の治療に抵抗性を獲得する細胞が発生し、再発・転移などの予後の悪化に繋がるとも指摘されている。

より高精度ながん治療の実現には、治療が困難となるがんの血管構造を治療前・治療中に観察することで、適切な治療方法を選択することが課題となっていた。

量子科学技術研究開発機構(量研)は6月6日、青木伊知男氏(量研QST未来ラボグループリーダー)と新田展大氏(同技術員)、原田雅史氏(徳島大学大学院医歯薬学研究部放射線医学分野教授)らか共同で行った研究によって、生体内のがん内部の血管構造を立体的・高精細に可視化し、治療中の血管構造の変化を安全かつ長期間追跡することに成功したことを発表した。

同研究成果は、国際的学術雑誌「Nanomedicine: Nanotechnology,Biology and Medicine」(電子話)に公開された。

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『SENDA/BPAN』、小児期の頭部MRI画像に特徴歴な所見を示す

2018.07.05

国立精神・神経医療研究センター(NCNP)は5月30日、佐々木征行氏(NCNP病院小児神経診療部部長)および石山昭彦氏(同医長)、佐藤典子氏(同放射線診療部部長)、西野一三氏(神経研究所疾病研究第一部部長)らの研究グループによって、脳内の鉄沈着異常症「NBIA」の一型である『SENDA/BPAN』における小児期の頭部MRI画像には、「淡蒼球」、「黒質の対称性の腫大」、「高信号が一過性に出現する」という特徴があることが分かったと発表した。

同研究成果は、「Neurology」(電子版)に掲載された。

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『SENDA/BPAN』、小児期の頭部MRI画像に特徴歴な所見を示す

2018.06.15

国立精神・神経医療研究センター(NCNP)は5月30日、佐々木征行氏(NCNP病院小児神経診療部部長)および石山昭彦氏(同医長)、佐藤典子氏(同放射線診療部部長)、西野一三氏(神経研究所疾病研究第一部部長)らの研究グループによって、脳内の鉄沈着異常症「NBIA」の一型である『SENDA/BPAN』における小児期の頭部MRI画像には、「淡蒼球」、「黒質の対称性の腫大」、「高信号が一過性に出現する」という特徴があることが分かったと発表した。 同研究成果は、「Neurology」(電子版)に掲載された。

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『ディープ・ラーニング活用』による乳房エコー画像診断システムの研究開発

2018.05.30

日本人女性における部位別がん羅患者数の首位を占めている乳がん。今後も、その数は増加傾向にあると予測されているため、乳がんの早期発見に向けた対策は重要になっている。

「乳房エコー検査(乳腺超音波検査)」は、乳がんの早期発見を目的として普及しつつある検査ではあるが、「読影が技師や医師の主観・経験に依存しがちなこと」、「読影による女性の負担の増加」が課題となっている。

また、乳がんの主要な画像所見である腫瘤は、その形状や特徴が多種多様で、そのため、良性と悪性の判別が難しい場合も多い。これをより正確に判定できる技術も求められるようになっている。

東北大学は4月9日、山口拓洋氏(同大大学院医学系研究科医学統計学分野教授)らの研究グループが、SAS Institute Japan株式会社の「SAS(R) Viya(R)」を採用し、乳がん診断の補助として、『ディープ・ラーニング』を活用した乳房エコー画像内の腫瘤識別を目的とした研究を開始したことを発表した。

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肺の生活習慣病ともいわれる『COPD』による老化現象を解明

2018.05.14

大阪大学は3月29日、武田吉人氏(同大大学院医学系研究科助教)、熊ノ郷淳氏(呼吸器・免疫内科学教授)らの研究グループによって、独自に作成した慢性閉塞性肺疾患(COPD)モデルマウスの長期研究から、同マウスは、加齢とともにCOPDを進行させ、様々な老化表現型を示すことを突き止めたと発表した。

同研究成果は、英国科学誌「Scientific Reports」(電子版)に掲載されている。

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耐性菌を生じない『緑膿菌感染皮膚潰瘍』の新治療法

2018.04.27

近年、抗菌薬に対する耐性菌の問題が世界的に注目されている。その中で、新たな細菌感染の治療法として注目されているのが「PDT」だ。

同治療法では、光感受性物質を投与して、それを標的となる組織に集積させた後に、特定の波長の光を照射することで生じる活性酸素で標的細胞(細菌)を死滅させる治療を行う。

既存の抗菌薬の治療と全く異なる作用機序で殺菌を行うことで、問題となる耐性菌を生じる事がないという特徴がある。

大阪市立大学は3月9日、鶴田大輔氏(同大大学院医学研究科教授)、小澤俊幸氏(同講師)らの研究グループとSBIファーマ株式会社が共同で行った研究から、緑膿菌感染皮膚潰瘍に対して、「ALA(5-アミノレブリン酸)」の局所投与と「PDT(LED光を用いた光線力学療法)」を行い、緑膿菌を殺菌し、細菌感染していない場合と同等の創傷治癒促進効果を得ることに成功したと発表した。

同研究成果は、皮膚科学専門誌「Journal of Dermatological Science」(電子版)に掲載されている。

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脊髄損傷の神経幹細胞移植、「抗HMGB1抗体」の投与が効果示す

2018.04.12

九州大学は3月9日、中島欽一氏(同大大学院医学研究院教授)と、上薗直弘氏(鹿児島大学大学院医学系学府博士課程4年)らの研究グループ、西堀正洋氏(岡山大学大学院医歯薬学総合研究科教授)らが共同で行った研究から、脊髄損傷マウスの急性期に「抗HMGB1抗体」を投与することによって、二次損傷で見られる血液-脊髄関門の透過性亢進を抑制し、脊髄浮腫を軽減させることを発見したと発表した。

同研究成果は、「Stem Cells」に掲載されている。

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『新型シリコン光センサ』で高感度の小型PET装置を開発、名大など

2018.01.29

癌などの腫瘍の早期発見に有用として注目される「ポジトロン(陽電子)放射型断層撮像法(PET)装置」

主に組織の形態を観察するX線CTやMRIに対して、生体の機能を画像化するPET装置は、陽電子の検出を利用した検査法として用いられ、腫瘍における活発なブドウ糖代謝を検出することで癌の全身測定などに利用されている

名古屋大学は11月28日、山本誠一氏(同大大学院医学系研究科教授)、加藤克彦氏(同教授)、中西恒平氏(同大学院修士課程)が、阿部真治氏(名古屋大学医学部附属病院技師長)、藤田尚利し(同技師)、渡部浩司氏(東北大学サイクロトロンセンター教授)と共同で、新型シリコン光センサを用いた『小型PET装置』の開発に成功したと発表した。

同研究成果は、11月4日付けの欧州放射線科学専門誌「Nuclear Instruments and Methods in Physics Research Section A(電子版)」に掲載されている。

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