今春にも一般検査薬の販売種類を増やす方向へ

最終更新日:2018年7月23日

Select Language >>

0120-978-003
月~土 9時~18時 / 夜間・日・祝は受付のみ
薬剤師コラム

今春にも一般検査薬の販売種類を増やす方向へ

2015.06.04

昨年11月、一般用検査薬の今後の在り方を検討してきた厚生労働省の専門部会は、医療用から一般用への切り替えの声が高まっていた49品目のうち、排卵日検査薬や潜血検査薬など十数種類の医療用検査薬を新たに一般検査薬として認可する方向だ。
厚生労働省の審査を経て、一部の検査薬については今年4月以降にも薬局・薬店などの店頭で販売される見通し。
また、対象となる検体としては、鼻汁、唾液、涙液などを追加で認めることを決めた。
これによって、今後の開発、導入につながる可能性のある新たな検査薬も拡大すると見られている。

一般検査薬

一般用検査薬(OTC検査薬)では、現在、最も知られている「妊娠検査薬」の他に、「尿糖検査薬」、「尿蛋白検査薬」の3種類が薬局・薬店などの店頭で販売されている。
今後、医療用検査薬として実績のある薬が一般用に切り替えられ、同じように店頭で販売されるようになる方向だ。
セルフメディケーションの推進を背景に、病院に行って医師などの専門家に見てもらわずとも、自分の体調をチェックできるようにする。
(薬剤師コラム :日本郵便が医薬品通販を開始も参照)

これまで尿や便が対象になっていた検体は、新たに鼻汁、唾液、涙液などを追加し、一般用への切り替えに該当する検査薬を拡大する。
血液検査やがん検査など、負担の大きい検査は対象にはなっていない。

生活習慣病の予防チェック

切り替えが検討される品目には、コレステロールや血糖値、インフルエンザなどを測定する検査薬があり、偏った食生活や運動不足などで生活習慣病などを発症しやすい現代人にとって体調管理の一助となる。
今後、一般用検査薬の種類が増えれば、家やオフィスで気軽に健康状態をチェックできるようになり、トイレや洗面所などに数種類の検査薬が常備されるようになることも考えられる。

使用する検査薬の正しい知識を

一般用検査薬の拡大については安全面での不安を懸念する意見も多い。
従来の尿や便などの検体の取り扱いでも、セルフチェックとなるとだれもが安全に行えるとは言い切れない。
セルフチェックの結果に安心していたところ、実際には重い病気が進んでいたというケースも十分に考えられる。
一般用検査薬の結果はあくまで参考にとどめて、最終的には「病院へ行く」という選択肢も必要になってくる。

■メドフィットが納得の転職を実現します!
⇒薬剤師の求人一覧

関連コラム