薬の副作用をなくす『医薬品安全性専門薬剤師制度』を導入

最終更新日:2018年2月19日

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薬剤師コラム

薬の副作用をなくす『医薬品安全性専門薬剤師制度』を導入

2015.01.22

今年5月10日に発足した日本医薬品安全性学会は、医薬品安全性専門薬剤師制度、同MR制度を構築し、2016年の夏以降の認定を目指す。来年7月に開催される第1回学術大会で、同制度の概要を公表する予定。(福山市)
同会の理事長・宇野勝次氏(福山大学薬学部分子微生物学研究室教授)は、「医薬品の安全性を確保し、副作用の発現をできるだけ少なくするのが薬剤師の存在意義の一つ」と語る。
今後、第1回学術大会で認定委員会を組織して必要な知識を網羅したテキストを作成し、16年夏の第2回学術大会時に講習会を開き、対象者がいれば、試験実施と合格者認定を行う計画。

薬の副作用と薬剤師

同専門薬剤師には各医療現場での処方監査の徹底や病棟での副作用モニタリングの充実を図り、副作用の未然予防・早期発見をして適切に対応する役割を担ってもらいたい考えだ。
また、患者の背景を含めて副作用症状を引き起こす要因を解析する能力も求められる。
「病院の病棟業務の推進などで患者と薬剤師の関わりは深まったが、患者の約4人に1人は依然として副作用を経験しており、その発現はまだ十分に抑えられていない。」(宇野氏)
薬剤師が各医療現場での副作用の発現情報を一元管理し、原因薬剤の推定や対策の提案をそれぞれに行う体制を構築するのが理想的という。

薬剤師認定制度認証機構(CPC)による認定薬剤師・専門薬剤師

今年6月には、日本在宅薬学会の在宅療養支援認定薬剤師制度が、同分野としては初となる薬剤師認定制度認証機構(CPC)の認定を受けた。
同会では在宅・介護施設における薬物治療を薬局が支える体制の構築に取り組んでいる。
また、今年9月には、日本病院薬剤師会の生涯研修制度がCPC認証を受けた。
この制度は、病院勤務の薬剤師の病棟業務の充実と手術室や救命救急分野などへの貢献を目指すものだ。

近年変貌する社会医療ニーズに対応して多くの薬学系の機関(団体・学会・学校など)で、がんや精神病、HIV感染など様々な分野での認定薬剤師としての認定制度導入が進められてきた。
優れた研修認定制度に対しては、薬剤師認定制度認証機構(CPC)が外部機関として認証し、公表を行っている。
一部の認定薬剤師や専門薬剤師への認定には
○薬剤師実務経験(3年以上など)
○CPCにより認証されたその他の認定薬剤師であること
○所定の研修講座受講による必修単位の取得○該当業務の実践によるレポート提出
○学術大会への参加などが求められる。

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