薬剤師コラム

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薬剤師コラム

新薬開発の拠点「大分大学先端医学研究所」、大分大発ベンチャー

2018.02.13

近年、様々な病気が、細胞内の「タンパク質」の間での『異常な相互作用』によっても引き起こされることが分かってきている。

そのため、創薬においては、この『異常な相互作用』を標的とした阻害化合物を発見するための研究が世界各国で進んでいる。

一方で、製薬会社ではロボットを活用するなどで数百万個という化合物を手当たり次第に作り出して実験による試行錯誤を重ねるため、創薬には膨大な費用と時間が掛かっている。

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汎用ヒト型ロボットの手で『創薬』を支援

2018.02.05

創薬研究の現場では、『手作業』によって様々な種類の新薬候補となる物質を病気の原因になる細胞などにふりかけて効果を試す。

その際、細胞を一定量ずつ実験用器具に小分けにしたり、細胞の培養液を交換したりする工程は全て研究者個人の暗黙知(経験・カンなど)に頼る作業になっている。

そのため研究生産性が低く、研究開発に膨大な時間・コストを要することや、データの再現性の低さなどの問題も抱えていた。

日本医療研究開発機構(AMED、東京都千代田区)などは、「研究者らの手の動き」を再現できる汎用ヒト型ロボット「まほろ」を使って、人手が少ない大学の創薬研究を支援する事業を開始した

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中山間地域の薬局開設「アポテカプロジェクト」、2018年度に開始

2018.01.24

金沢大学と白山市、株式会社コメヤ薬局(本社:石川県白山市、長基健司社長)は産学連携で、高齢化が進んだ地方の中山間地域に薬局を開設し、地域住民の未病や健康維持、地域医療を支える薬剤師の養成に取り組む「アポテカプロジェクト」を2018年度にから本格的にスタートする

同プロジェクトは、文部科学省の「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業」の一環として進められているもので、薬剤師を目指す学生に「中山間地域医療」への理解・課題解決の取り組みを学ぶインターンシップを開発・実施することで、人材の地域定着を目指すもの。

すでに、2017年12月に金沢大学薬学部の4・5年生の8人が『薬局での就業体験』を終えており、今後は今年度内に複数回トライアルを実施し、課題・問題点などを検証する予定。また、2018年度の本格的なスタートにあたって、プロジェクト対象の施設・大学を広げていきたい考えだ。

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『青黛』の潰瘍性大腸炎に対する有効性を実証、慶応大など

2018.01.16

漢方薬の『青黛(せいたい)』は、リュウキュウアイ、アイ、ホソバタイセイなどの植物から抽出した粉末の生薬で、清熱涼血・解毒の効能があるとされている、

中国では、古くから青黛を含む生薬を「潰瘍性大腸炎」に対して用いるが、その有効性・安全性に関する十分な科学的検証は行われていない。

国内でも染料や健康食品などに配合されるケースがある一方で、潰瘍性大腸炎患者では、予期せずに「肺動脈性肺高血圧」を発症する可能性があることも分かっており、これまでに厚労省も注意喚起を行っていた。

慶應義塾大学は11月28日、金井隆典氏(同大学医学部内科学(消化器)教室教授)、長沼誠氏(同准教授)らを中心とした全国33施設の多施設共同研究グループが、『青黛』が活動性の潰瘍性大腸炎の治療に有効であることを科学的に実証したことを発表した。

同研究成果は、11月22日付けの米科学誌「Gastroenterology」(オンライン速報版)に掲載された。

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世界初のデジタルメディスン「エビリファイマイサイト」、FDAが承認

2017.12.28

精神疾患治療においては、重度の精神疾患に悩む患者やその家族、ケアにあたる医療従事者などでの適切な治療に役立つ情報の共有や、服薬アドヒアランスを効果的に記録できる体系的なアプローチを行うことが重要になっている。

一方で、友人や家族とのコミュニケーション、買い物など日常生活のあらゆる場面でスマートフォンをはじめとしたデジタル機器が活用されており、精神疾患治療における「デジタルメディスン」というカテゴリーを確立することで、重篤な精神疾患などを有する患者の治療計画に役立つ情報を新たな方法で収集することが可能になる

大塚製薬株式会社(本社:東京都千代田区、樋口達夫社長)とプロテウス・デジタル・ヘルス社(本社:米国カリフォルニア州、アンドリュー・トンプソン社長兼CEO)は11月14日、成人の統合失調症、双極性障害1型の躁病などへ適応する、世界初のデジタルメディスン「エビリファイ マイサイト」の承認を米国FDAから取得したことを発表した。

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製薬会社3社で「ドラッグリポジショニング」の取り組みへ

2017.11.29

国内製薬会社のアステラス製薬株式会社(本社:東京都中央区、畑中好彦社長)、田辺三菱製薬株式会社(本社:大阪市中央区、三津家正之社長)、第一三共株式会社(本社:東京都中央区、眞鍋淳社長)の3社は、10月11日、製薬企業のオープンイノベーションによる日本発創薬への取り組みの一環として、「ドラッグリポジショニング化合物ライブリー」を用いた疾患治療薬の探索プログラム「JOINUS」(Joint Open INnovation of drUg repositioning)を新たに共同実施すると発表した。

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ALS薬開発に「せりか基金」、人気漫画「宇宙兄弟」にちなんで設立

2017.11.14

アニメ化・映画化もされ、単行本の累計発行部数は1900万部を超えている人気漫画「宇宙兄弟」。30歳を超えて宇宙飛行士を再び目指し始めた兄・南波六太(ムッタ)と、それを支える弟・日々人(ヒビト)の兄弟愛と壮大な宇宙開発の現場を描いた作品だ。

この「宇宙兄弟」のパワーが、神経難病「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」の疾患啓発・治療薬の開発を後押ししている。

登場人物にちなんで設立されたチャリティプロジェクト「せりか基金」では、ALSの治療法・原因究明につながる研究などの資金援助を行うためのもので、9月25日から助成先の公募を開始した。

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希少がんの産学共同での研究開発「MASTERKEYプロジェクト」

2017.09.27

国立がん研究センターは7月31日、同センター中央病院が、希少がんの研究開発およびゲノム医療を産学共同で推進して、レジストリ研究・新しい手法の臨床試験を実施する「MASTER KEY プロジェクト」を開始したと発表した。

11社の製薬企業が同プロジェクトの意義に賛同する形で治験薬や共同研究費を提供することが決定しており、成果を共有する中でプロジェクトを推進していくという。

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骨粗鬆症の治療薬が神経因性疼痛などを改善

2017.08.28

岡山大学は7月18日、加藤百合氏(同大自然生命科学研究支援センター特任助教)ら、松本歯科大学、久留米大学、東北大学、九州大学、東京農業大学、味の素株式会社の共同研究グループによって、骨粗鬆症治療薬「クロドロン酸」が小胞型ヌクレオチドトランスポーター(VNUT)を阻害することで神経因性疼痛や炎症性疼痛、慢性炎症を改善できることが明らかになったと発表した。
同研究成果は、世界初の発見であり、「米国科学アカデミー紀要(PNAS)」(電子版)に掲載されている。

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『前立腺肥大症』の治療薬、2型糖尿病・心疾患・脳卒中リスクを上昇か

2017.08.17

米ボストン大学の研究グループ(医学部泌尿器科)らが実施した小規模研究から、既に広く使用されている前立腺肥大症のホルモン系治療薬が、2型糖尿病・心疾患・脳卒中のリスクを増大させる可能性があることが示唆された。

この研究では、男性ホルモンの産生を阻害する5α還元酵素阻害薬「デュタステリド」を長期間使用した男性の血糖値やLDL-コレステロール(LDL-C)値の上昇が認められたという。

LDL-コレステロールは、「悪玉コレステロール」として知られている。

同研究結果は、6月21日付けの「Hormone Molecular Biology and Clinical Investigation」(電子版)に掲載された。

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