視能訓練士コラム

最終更新日:2019年11月20日

Select Language >>

0120-978-615
月~土 9時~18時 / 夜間・日・祝は受付のみ
視能訓練士コラム

緑内障・高眼圧症向け「ミケルナ配合点眼液」の承認取得、大塚製薬

2016.12.13

緑内障は加齢による眼圧の上昇などで発症するが、発症後の視神経の異常や視野欠損は改善されない不可逆性の視機能障害である。

その進行を抑制するのに現在唯一効果の得られる治療法として「眼圧下降」がある。

一方、高眼圧症では緑内障のような徐々の視野異常や暗点などの自覚症状がないものの緑内障と同様に眼圧が高くなる(眼圧異常)。

大塚製薬株式会社(東京都千代田区、樋口達夫社長)では9月28日、緑内障と高眼圧症の治療を目的にした配合点眼液「ミケルナ(R)配合点眼液」の国内製造販売承認を取得した。同社のニュースリリースで発表している。

続きはこちら

非感染性ぶどう膜炎の生物学的製剤の製造販売承認

2016.12.02

視力低下・失明原因の中でも失明予防が可能な疾患である「非感染性ぶどう膜炎」
原因不明とされる眼の「ぶどう膜」の炎症による難治性疾患だ。

医療用医薬品の開発・販売を手掛けるアッヴィ合同会社(本社:東京都港区、ジェームス・フェリシアーノ社長)と大手医薬品メーカーのエーザイ株式会社(本社:東京都文京区、内藤晴夫社長)は共同で、非感染性の中間部、後部又は汎ぶどう膜炎に対する抗TNF-α抗体「ヒュミラ」の効能・効果の承認を取得したと発表した。

続きはこちら

レーシック手術件数が激減、集団感染や術後のドライアイなど

2016.11.22

レーザーにより視力を矯正する「レーシック手術」。2008年には国内での手術件数がピークとなり45万件にまで上った。しかし、それからは減少し続け、2014年にはわずか5万件にまで激減しているという。(慶応大医学部眼科学教室・根岸一乃准教授による集計)

このレーシック手術は、もともとはアメリカや韓国などを中心に海外で広く普及したものだが、国内ではスポーツ選手らが同手術を受けたことで有名になり、その後、急速にレーシック手術を希望する患者が広まっていった。

しかし、レーシック手術を受けた患者間での「角膜炎集団感染」などが発生したことで手術の安全性が問題になったこともある。

続きはこちら

自閉スペクトラム症児の脳の特徴に「視覚類推」能力向上

2016.11.09

「自閉症スペクトラム(ASD)」は、自閉症やアスペルガー症候群などの広汎性の発達障害を含んだ総称を指すが、対人関係・コミュニケーションやこだわり(想像力)での障害が特徴として現れる。

金沢大学(石川県金沢市)では、文部科学省・科学技術振興機構「革新的イノベーション創出プログラム(COI STREAM)」の一環で、三邉義雄氏(金沢大学子どものこころの発達研究センター長、医薬保健研究域医学系教授)らの研究グループがカナダ・モントリオール大学(ケベック州)との共同研究プロジェクトを推進し、「幼児用脳磁計(MEG)」を活用した自閉スペクトラム症児の脳機能研究を行ってきたことを発表した。

今回の発表によると同プロジェクトによって、自閉スペクトラム症児では後頭部と前頭部の間(視覚野領域)において脳機能結合が強まることで「視空間」・「視覚類推」の課題遂行能力が高いことが示された。

同研究成果は今年9月16日付けの米国科学雑誌「 The journal PLOS ONE」(電子版)に掲載されている。

続きはこちら

参天が緑内障用インプラント「MicroShunt」の開発・販売に参入

2016.09.07

視覚情報を脳へ送るのに重要な役割を持っている視神経が障害を受け、徐々に視野が狭くなっていく緑内障。
(視能訓練士コラム :世界初、iPS細胞で視神経細胞を作製も参照)

参天製薬株式会社(本社:大阪府大阪市、黒川明社長)は7月19日、緑内障用インプラント「InnFocus MicroShunt(R)」を開発する米国の医療機器ベンチャー企業であるInnFocus(インフォーカス)社(本社︰フロリダ州)の企業買収に合意し、「MicroShunt(マイクロシャント)」はすでに欧米での実用化のためにFDA承認に向け、PMA申請(医療機器の市販前承認申請)の最終段階となる臨床試験を実施していることを発表した。

参天製薬では、2014年には米・メルク社の眼科用医薬品事業を買収しており、今回はさらなる海外販売の拡大を目指す方針だ。

続きはこちら

『強度近視』の早期発見法を開発へ、東京医科歯科大

2016.07.21

失明原因の1つに挙げられている『病的近視(強度近視)』。近視が原因で眼球が変形してしまい、成人後には失明を招いてしまう目の病気だ。

東京医科歯科大学は6月8日、同大大学院医歯学総合研究科眼科学分野の大野京子教授らの研究グループが『病的近視』の患者の多くは学童期に現れる通常の学童近視とは異なり、網膜に萎縮が起きるという特徴的な眼底所見を示すことを突き止めたと発表した。研究成果は国際科学誌「Ophthalmology」(電子版)に掲載されている。

同大学病院の眼科には、登録患者約4,000名の世界最大級の強度近視専門外来があるが、患者の約2割が失明に至っているという。またこれまでに病的近視の根本的な治療法も見つかっていないため、今回の所見を発症リスクの早期診断や発症を抑える新たな治療法の開発につなげる考えだ。

続きはこちら

緑藻類の遺伝子で視力回復、臨床試験へ

2016.06.02

サウスウエスト網膜財団(米テキサス州)などの研究チームでは、網膜の異常によって著しく視力が低下してしまった人や失明している患者の目に緑藻類の「コナミドリムシ」の遺伝子を注入することで、視覚の回復を行う治療の臨床試験を近く実施することが分かった。 同研究チームによると、この緑藻類の遺伝子による視力回復治療の臨床試験(治験)は世界初になるという。

続きはこちら

青菜類を食べることで緑内障リスクが低下

2016.05.19

40歳以上の20人に1人が発症し、国内での失明原因の第1位になっている「緑内障」。
自覚症状のないまま進行していることも多い眼病だ。
この緑内障について、米国立眼病研究所(NEI)によると、ホウレンソウや小松菜などの青菜類を食べることでその予防効果があり、青菜類をしっかりと食べた人では緑内障リスクが20%以上低減する可能性があると発表した。 その研究成果が米医学会誌「JAMA Ophthalmology」(電子版)の2016年1月14日号に掲載されている。

続きはこちら

小学生の視力低下率が過去最悪、スマートフォン・携帯ゲーム機の影響か

2016.04.11

文部科学省が1月22日に発表した2015年度の「学校保健統計調査(速報値)」
この統計調査は、幼稚園から高校まで(満5~17歳)の子どもの身長・体重などの発育状態や視力・張力・虫歯などの健康状態を毎年定期的に集計しているものだ。
今回の速報値によると、幼稚園~高校までの子どもの裸眼視力は「1.0未満」が増加傾向にあるという。
特に「1.0未満」の小学生の割合は30.97%と1979年度の調査開始以来、過去最悪となった。
調査を始めた1979年度は17.9%、その後は増え続け、2012年度からは30%を上回っている状況だ。

続きはこちら

「老眼」にもレーシック手術!?

2016.03.31

近視になった場合に視力を回復させる目の手術である「レーシック(LASIK)」が、その手術技術が進歩したことで老眼にも対応できる新しい手術になっているという。
この新しいレーシック手術はオランダの研究者などの研究グループによって報告されており、手術の1年後には9割近くで老眼が回復しているという。
同グループの研究成果は眼科分野の専門誌「Ophthalmology(オフサルモロジー)」の2015年9月号に掲載されている。

続きはこちら