視覚障害者向けデイサービスがオープン

最終更新日:2018年6月21日

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視能訓練士コラム

視覚障害者向けデイサービスがオープン

2015.05.08

高齢者が施設に入所せずに、昼間の時間帯に日帰りで利用できるデイサービス。
自宅での孤立感の解消や心身機能回復を目的にするほか、家族の介護の負担軽減なども図られる。
視覚障害者や車いすを常用とする障害者の外出同行援護(ガイドヘルプ)事業などを手がけるNPO「川崎外出支援センター」は、川崎市多摩区に視覚障害を持った要介護・要支援の高齢者が利用できるデイサービス施設「かみふうせん」を開所した。 視覚障害者が対象のデイサービスは全国でも珍しい。

視覚障害

視覚(視機能)が低下、もしくは無くなって日常生活や仕事に不自由をきたす視覚障害
国内では緑内障が原因における視覚障害が最も多く、また、視覚障害を持つ人のうち41歳以上による中途視覚障害者が半数に上っている。 同NPOによると川崎市内には視覚障害者が約2,200人いるという。
また、川崎市内の視覚障害者のうち3分の2が高齢者という。

失明した高齢者の孤立感

近年では高齢者の中には生活習慣病である糖尿病が原因で失明する人も少なくない。
高齢になると筋力が衰えて自由に身動きを取れなくなるが、視覚障害者はQOLがさらに低下するため、外出もより困難になる。
そのため自宅に閉じこもりがちになり、孤立感を深めやすい傾向にある。
自身も中途失明の視覚障害者である同NPOの舟橋正雄理事長(73)は、55歳頃での失明後に何度も死を考えたことがあったという。
視覚障害のある高齢者がもっと外出することができて、生き生きと暮らせるようにしたいと同デイサービスを開設した。

視覚が不自由でも可能なレクリエーション

一般的なデイサービスでは、ボールを使ったレクリエーションなどが多く、視覚障害者にとっては参加できないという問題があった。
そこで「かみふうせん」では、視覚が不自由でも無理なく参加できるレクリエーションを設け、カラオケや運動機器などを楽しめるようにした。歩行訓練や生活相談にも対応できるように、施設には看護師やマッサージ師らが常駐する体制も整えた。
同デイサービスでは介護度が重い要介護の利用者の受け入れをすでに開始しており、今春からは要支援の利用者も受け入れる。

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