看護師コラム

Select Language >>

0120-978-615
月~土 9時~18時 / 夜間・日・祝は受付のみ
看護師コラム

火星探査する宇宙飛行士のがんリスクは劇的に上昇

2017.09.01

宇宙飛行士が「火星探査」のために地球から火星まで移動する際、宇宙空間では高エネルギーの放射線である『宇宙線』が飛び交っており、この『宇宙線』に含まれている陽子や重イオンへ曝露することは、深刻な細胞損傷を及ぼす原因になる。

このような曝露を避けられない長期的な「深宇宙探査」によって、放射線被曝してしまうと、すでに損傷した細胞に加えて、その細胞付近の正常な細胞にも影響を及ぼすという。

米・ネバダ大学(ラスベガス校)の研究グループでは、この「火星探査」時の宇宙飛行士のがんリスクは劇的に上昇する可能性があることが示唆された。

同研究内容は、5月12日付けの「Scientific Reports」(電子版)に掲載されている。

続きはこちら

「茶のしずく石鹸」などによるアレルギーに関する研究成果を発表

2017.08.25

藤田保健衛生大学は6月19日、は、松永佳世子氏(同大アレルギー疾患対策医療学講座教授)らの研究グループが、「茶のしずく石鹸」などに含まれる「加水分解コムギによるアレルギー」に関する研究成果を発表した。

同研究は、日本アレルギー学会「化粧品中のタンパク加水分解物の安全性に関する特別委員会」における研究として実施されたもので、今回の研究成果は「Journal of Allergy and Clinical Immunology」に掲載されている。

続きはこちら

「低脂肪」乳製品でパーキンソン病の発症リスクが上昇か

2017.08.18

脂肪の摂取をなるべく控えるために「低脂肪」とされる乳製品(牛乳やチーズ、ヨーグルトなど)を摂取することは健康的だと考えられている。

しかし、米ハーバード大学の研究グループ(T.H.チャン公衆衛生学部)によって、「低脂肪」乳製品を日常的に摂取することは、パーキンソン病の発症リスクをわずかに上昇させる可能性が示唆されたという。

同研究は米国立衛生研究所(NIH)と米国防総省の支援を受けて実施されたもので、6月8日付けの「Neurology」(電子版)に掲載された。

続きはこちら

ペットも長寿、ペット専用デイサービス・老犬老猫ホームも

2017.08.07

国内では、犬や猫も長寿になっており、ペットの「老後期間」が延伸している。そのため、ペットの足腰の老化や認知症などの加齢対策が進んでいる。例えば、ヘルパーが自宅に来てペットを介護するペット向けの訪問介護や、日中だけペットを預けるデイサービス、老犬老猫ホームなどもその選択肢になっている。

ペットの代表格でもある犬は、加齢によって変形性脊椎症や椎間板ヘルニア、関節症などの疾患を発症するケースがあるが、このような背中や関節の痛みが原因となって、散歩を嫌がり、運動量が減ると、次第に筋肉量も低下してしまう。足腰が弱ってしまうと、そこから介護が必要な状態に陥ることも少なくない。また、ヒトの場合と同じように乱れた食生活や運動不足などに起因する生活習慣病によって体力が低下して、起き上がれなくなるケースもある。

また、もう一つの大きな介護要因が「認知症」。平均寿命が延びているため、犬の認知症では、中・小型犬は13歳〜、大型犬は10歳〜からその兆候が現れ、症状が進行するケースが増えている。

続きはこちら

『塩分』の摂りすぎと高血圧、コホート調査を開始

2017.08.01

国内における要介護認定の主要な原因になっている疾患の「脳血管疾患」。その発症原因の一つになるのが『高血圧』だが、この高血圧の原因としては、「高塩分食(塩分の取り過ぎ)」が挙げられている。

一方で、患者の摂取するナトリウム量が減少することに反応して血圧が低下する場合とそうでない場合があり、従来では簡便な塩分摂取量の評価法もなかったため、効果的な『減塩指導』を行うことは容易ではなかった。

東北大学では5月23日、日常生活のモニタリングで得た検査値から高血圧などの疾病の関連を突き止めるため、同大東北メディカル・メガバンク機構(本部︰東北大学星陵キャンパス内(宮城県仙台市青葉区))とオムロン ヘルスケア株式会社(本社︰京都府向日市、荻野勲社長)が共同研究を実施する契約を5月15日に締結し、共同研究を開始したと発表した。

続きはこちら

改正医療法が成立、美容医療の「ウェブ広告」を規制

2017.07.26

医療機関がウェブサイトで治療効果に関する虚偽・誇大な内容の広告を表示することを規制する改正医療法が6月7日、参院本会議で全会一致で可決され、成立した。

美容整形手術を巡るトラブルが増えていることを踏まえ、改正法では「絶対安全な手術を提供」などとうたうHPは規制対象となり、ウェブサイトでもチラシなどの広告と同様に、虚偽や誇大な表示を罰則付きで禁止する

また、違反を指摘された医療機関が自治体の指導に従わない場合には罰金などが科されることになる。

続きはこちら

『膵臓がん幹細胞』の機能阻害に「緑茶カテキン化合物」が有効

2017.07.19

現状では治療が大変困難ながんとして知られている膵臓がんは、5年生存率がわずか「5%程度」と非常に予後が不良ながんだ。

このようながんの予後不良の原因になる転移や再発には、『がん幹細胞』が重要な役割を担っているとされる。

この『がん幹細胞』は抗がん剤に強い耐性があるため、既存の治療薬では残存してしまい、これが増殖・分化して再発が起こる他、転移にも関わるとされる。

一方で、『がん幹細胞』の有効かつ安全な阻害のための治療法は確立されていななった。

九州大学では5月16日、立花宏文氏(同大大学院農学研究院主幹教授)らの研究グループと、田中浩士氏(東京工業大学准教授)の研究グループが共同で行った研究から、『膵臓がん幹細胞』の機能を阻害する緑茶カテキンの一種(化合物)を発見したと発表した。

同研究成果は、5月15日付けの国際学術雑誌「Scientific Reports」(電子版)に掲載されている。

続きはこちら

人工細胞足場で「脳梗塞」部位に血管を誘引

2017.07.13

従来では、脳組織における損傷は二度と再生しないと考えられていたが、近年の研究からは、哺乳類の脳に潜在的な再生能力が秘められていることが分かっている。

一方、脳梗塞の治療においては、薬物療法などが行われるが、発症から数時間以内という早期段階に投与しなければ治療効果は得られない。

このような脳梗塞領域に新たな血管を導くことで、脳の潜在的な再生能力を引き出す治療法を開発することが期待されている。

東京医科歯科大学では5月10日、味岡逸樹氏(同大学脳統合機能研究センター准教授)らの共同研究グループが、脳梗塞領域に血管を誘引するスポンジ形状の人工細胞足場を開発したと発表した。

同研究成果は、5月10日付けの「Advanced Healthcare Materials」(電子版)で掲載されている。

続きはこちら

「脂肪酸」のバランス制御で糖尿病の発症抑制

2017.07.07

『2型糖尿病』は糖尿病の多くを占めるが、この発症・症状の進行には、肥満などが原因となっての「インスリン抵抗性」や、それに伴う膵β細胞(膵臓におけるβ細胞)の「代償性インスリン分泌の破綻(膵β細胞の機能不全)」が関与するとされている。

また『2型糖尿病』では、膵β細胞量が減少するとの報告がある一方で、その病態・発症機序は不明な点が多いのが現状だ。

筑波大学では5月2日、島野仁氏(同大学医学医療系教授)、松坂賢(同准教授)らの研究グループが、肥満に伴う糖尿病の発症において、脂肪酸伸長酵素「Elovl6」を介する脂肪酸バランスの変化が関与することを発見したと発表した。 

「Elovl6」を阻害することで肥満に伴う膵β細胞量が調節され、これによる肪酸バランスの改善で糖尿病の発症抑制が可能なことも分かったという。

同研究成果は、米科学誌「Diabetes」(電子速報版)に掲載されている。

続きはこちら

薬を使わない時差ボケの軽減方法を提案、お茶の水女子大ら

2017.07.03

ヒトの体中の細胞一つひとつは体内時計を持っているが、それらを『時計細胞』と呼ばれる脳内の神経細胞の集まりが束ねている。

この『時計細胞』では、それぞれの神経細胞が約24時間周期で遺伝子発現を繰り返し、そのタイミングを全体で合わせて強いリズムを作り出す。この強いリズムが体中の細胞に影響を与えることで、体内時計が機能するという仕組みだ。

旅行中に起こる「時差ボケ」の原因は、この体内時計にあることも分かっている。

お茶の水女子大学では4月28日、郡宏氏(同大基幹研究院准教授)、山口賀章氏(京都大学薬学研究科助教)、岡村均氏(同教授)ら共同研究グループが、数学とコンピュータのシミュレーションを活用して「時差ボケ」の原因を解明し、薬などを使わない時差ボケの軽減方法を発表した。

同研究成果は、4月26日付けの英科学誌「Scientific Reports」に掲載されている。

続きはこちら