看護師コラム

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「細胞外ATP代謝」の破綻から亜鉛欠乏症に

2018.10.22

京都大学は8月28日、神戸大朋氏(同大大学院生命科学研究科准教授)、武田貴成氏(同博士後期課程学生)、駒井三千夫氏(東北大学教授)、川村龍吉氏(山梨大学教授)らの研究グループによって、『亜鉛』の不足が、「細胞外ATP(アデノシン三リン酸)の蓄積」や、「アデノシン(ATPの分解産物)の減少」を引き起こすことを世界初で明らかにしたことを発表した。

同研究成果は、英科学誌「Communications Biology」(電子版)に掲載された。

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育児中の母親の孤独感、「SNSでのつながり」も影響

2018.10.10

「ワンオペ(ワンオペレーション)」とは、飲食店などのサービス業において、人手不足の店舗運営を一人でまわしている状態を指すものだ。深夜営業の時間帯に、バイトスタッフが一人で勤務することが常態化していた勤務体制がブラック企業問題にもなった。

この言葉から派生した「ワンオペ育児」は、国内での『孤独な育児』が近年の社会問題となっていることを如実に表している。

育児中の女性が孤独感を持つことは、母親自身の抑うつ・健康状態の低下につながることに加えて、子どもの健康状態の低下・虐待などへの影響の恐れもあるとされている。

京都大学は8月24日、萬代真理恵氏(同大大学院医学研究科 社会健康医学系専攻 健康情報学分野専門職学位課程学生(現・京都大学医学研究科附属ゲノム医学センター教務補佐員))、中山健夫氏(同教授)、高橋由光氏(同准教授)、家曽美里氏(同博士課程学生)らの研究グループによって、育児中の母親の孤独感には、「SNSでのつながり」や「社会的つながり(家族、友人)」、「経済的状況」、「対人関係のパターン」、「気分不安障害の可能性の有無」が関連していることが判明したことを発表した。

同研究成果は、「BMC Women’s Health」(電子版)に掲載されている。

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『人工甘味料入り飲料』が結腸がんの再発・死亡リスク低減に有効か

2018.10.01

米イェール大学がんセンターなどの研究グループは、『人工甘味料入り飲料』を習慣的に飲む結腸がん患者は、がんの再発リスクやがんによる死亡リスクが低い可能性があることを発表した。

また、これらのリスク抑制には、「砂糖を加えた飲料」を選ぶよりも、『人工甘味料入り飲料』を選んだ方がよい可能性もあるという。

この研究は、米国立がん研究所(NCI)の支援を受けて実施されたもので、研究の詳細は、7月19日付けの「PLOS ONE」(電子版)に掲載された。

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サラミやソーセージなど加工肉に含まれる添加物で躁病を発症!?

2018.09.20

米ジョンズ・ホプキンス大学の研究グループによって、サラミやソーセージなどの加工肉に含まれている添加物である「硝酸塩」が、躁病の発症に関連している可能性があることが明らかになった。

「硝酸塩」は細菌の増殖を抑える目的で加工肉に添加されることが多い。

躁病の入院患者では、精神障害がない人と比較して、加工肉を食べていた確率が約3.5倍であることが分かったという。同研究グループによると、硝酸塩はこれまでに一部のがんや神経変性疾患と関連する可能性も報告されてきた。

同研究の詳細は、7月18日付けの「Molecular Psychiatry」(電子版)に発表された。

米国立精神衛生研究所(NIMH)の一部助成を受けて行われたもの。

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がん「標準診療」実施率、2014年は「73%」、前年からほぼ横ばい

2018.09.14

国立がん研究センターがん対策情報センターは8月2日、『がん診療連携拠点病院』を中心とする全国424施設で2014年にがんと診断された患者56万人について、「がん医療水準の均てん化」を評価する体制構築に向けた診療の状況を調査した結果として、がん「標準診療」実施率は、2014年は「73%」となったことを発表した。

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AIによる早期胃がんの高精度な自動検出法

2018.08.30

理化学研究所と国立がん研究センターは7月21日、横田秀夫氏(理研光量子工学研究センター画像情報処理研究チームリーダー)、竹本智子氏(同研究員)、矢野友規氏(国立がん研究センター東病院消化管内視鏡科長)、池松弘朗氏(同医長)、堀圭介氏(同医員)らの研究グループによって、少数の正解データにより構築された人工知能(AI)を活用して、早期胃がんの高精度な自動検出法を確立したと発表した。

同研究成果は、米ハワイで開催された学会「40th Annual International Conference of the IEEE Engineering in Medicine and Biology Society」で発表された。

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運動・禁煙するほど保険料が安くなる「健康増進型保険」

2018.08.24

超高齢社会の国内では、国民の長寿化とともに『健康寿命の延伸』が課題にもなっている。仕事終わりのジム通いや、休みの日のジョギングやマラソンへの参加など、働き手の健康への意識も高まっている。

そんな中、生命保険業界では、加入者が運動や禁煙などを行うことによって、生活習慣・健康状態が改善すると保険料が安くなるという「健康増進型保険」が登場しており、各社が、次々と新サービスを開始している。

少子化・晩婚化で生命保険への新規加入者数は伸び悩んでおり、「健康」をキーワードにした顧客開拓とともに、加入者の「健康管理に対する意識」を高めることで、病気の発症を抑制し、保険金の支払いを抑えたい狙いだ。

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LINEやチャットで相談、夏休みの自殺を防ぐ取り組み

2018.08.20

内閣府の「自殺対策白書(2015)」によると、1972~2013年の18歳以下の自殺は、夏休み明け前後に集中している

新学期が始まる9月1日は特に増える傾向にあり、同期間中の累計で131人と最も多くなっていた。

夏休みの子どもたちの行動には、教師らの目が届きにくくなるため、子どもの自殺を防ぐ新たな取り組みが行われている。

鹿児島県と熊本市では、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を利用した相談を初めて実施。SNSの活用が、子どもたちを救う手立てとして注目を集めている。

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『腸内ポリアミン』の生合成経路とそのメカニズム

2018.08.13

ヒトの健康には、腸内細菌の活動によって生成される「代謝産物」が大きな影響を与えていると考えられる。

腸内細菌は、1,000種以上(難培養性細菌も含む)が確認されており、腸管内で複雑に相互作用していることが分かっているが、特定の「代謝産物」の生合成・放出メカニズムはほとんど解明されていなかった。

協同乳業株式会社は、松本光晴氏(同社主幹研究員)、東樹宏和氏(京都大学准教授)、栗原新氏(石川県立大学准教授)、辨野義己氏(理化学研究所特別招聘研究員)らの共同研究によって、複数の腸内細菌の代謝経路を経由して、『腸内ポリアミン』が生合成されており、その生合成経路は「酸(ビフィズス菌などが産生)」により作動することを明らかにしたことを発表した。

同研究成果は、米科学誌「Science Advances」で公開された。

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「高濃度ビタミンC」による、がん転移抑制メカニズムで新たな知見

2018.08.07


「高濃度ビタミン(VC)点滴」は、がん転移を抑制できるという可能性が示唆されている。

しかし、VCの生理機能などの詳しいメカニズムについてはこれまで明らかになっていなかった。

東京工科大学は6月28日、佐藤拓己氏(同大応用生物学部教授)らの研究チームによって、高濃度ビタミンC(VC)による、がん転移抑制メカニズムに関する新たな知見を発見したと発表した。

同研究成果は「Reactive Oxygen Species」に掲載されている。

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