臨床検査技師コラム

最終更新日:2018年4月27日

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臨床検査技師コラム

「薄型」で「伸縮自在」なスキンディスプレイを開発

2018.04.04

未曾有の超高齢社会が到来している日本国内では、国としての「増加する医療費の抑制」や「労働力不足に陥る医療・介護現場の人材確保」といった課題への対策を講じつつ、その一方で、近年では、QOL向上のためのセルフメディケーション・セルフケアの重要性も叫ばれている。

セルフメディケーションの推進では、すでに特定の医薬品購入に対する「新税制」も開始されている。

さらに今後、自宅で自分自身や家族の健康に責任を持ち、管理する『セルフケア(自己療法)』を行えるような仕組みづくりが急がれている。

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『免疫チェックポイント抗体医薬品』の共同研究プロジェクトを開始

2018.04.02

近年、新しいがん治療法として注目されている「免疫治療」。がん細胞は、本来生物にとって「異物」であるため、通常は免疫の攻撃対象となる。

しかし、がん細胞には免疫による攻撃を回避するメカニズムがあるため、免疫細胞とがん細胞の分子同士が結び付くと、免疫細胞はがん細胞に対する攻撃を止めてしまう。

『免疫チェックポイント抗体医薬品』は、この「免疫細胞とがん細胞の結合」を食い止める薬として開発された。

北海道大学は2月13日、前仲勝実氏(同大大学院薬学研究院生体分子機能学研究室・創薬科学研究教育センター教授)と黒木喜美子氏(同助教)、アイバイオズ株式会社が共同で、新規の『免疫チェックポイント抗体医薬品』の開発を目指す研究を開始したことを発表した。

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『NK細胞』が好中球の悪性化を阻害、がん悪性化抑制

2018.03.28

がん細胞・ウイルス感染細胞などの排除における重要な役割を担う自然リンパ球の一種である『ナチュラルキラー(NK)細胞』は、事前の感作なしに、がん細胞を殺すことができる細胞として発見され、近年注目を浴びている。

富山大学は1月29日、早川芳弘氏(同大和漢医薬学研究所教授)の研究グループが、がん免疫応答におけるNK細胞の新たな機能を解明したと発表した。

同研究成果は、米科学誌「Cancer Immunology Research」に掲載された。

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腸内細菌の「二次胆汁酸」、血糖値・血中の脂質濃度に関与

2018.03.23

近年、『腸内細菌』が宿主(ヒト)の生理機能・疾患に様々な影響を与えることが明らかになっている。

例えば、肥満になると腸内細菌から「短鎖脂肪酸」が産生されるが、この「短鎖脂肪酸」は脂肪酸受容体を刺激して、生体のエネルギー消費の上昇や脂肪蓄積の抑制などを引き起こす可能性が報告されている。

その他にも、生活習慣病(2型糖尿病など)、神経疾患(自閉症など)、腸疾患(大腸がんなど)の発症と関連があることも分かっている。

熊本大学は1月31日、大槻純男氏(同大大学院生命科学研究部微生物薬学分野教授)と久野琢矢氏(同博士)の研究グループが、腸内細菌から産生される「二次胆汁酸」が血糖値や血中の脂質濃度に関与しており、その分子メカニズムの一端を明らかにしたことを発表した。

同研究成果は「Scientific Reports」に掲載されている。

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『細胞分化RNAカクテル』、ES・iPS細胞を骨格筋細胞に迅速に分化

2018.03.16

近年、再生医療の研究では、転写因子をコードする「合成RNA」を試験管内で作製することで、ES・iPS細胞などの多能性幹細胞に導入する方法が開発されており、ゲノム改変を伴わない簡便かつ安全な『分化誘導系』として普及しつつある

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血液検査で「がん8種」発見、がんの位置も特定

2018.03.12

近年、「がん関連マーカー(体液中の遺伝子変異やタンパク質)」を調べる「リキッドバイオプシー」と呼ばれる検査法の研究が盛んに行われている。

米ジョンズ・ホプキンス大学キンメルがんセンターの研究グループが、「8種類のがん」の有無を判定し、がんの位置を特定する「CancerSEEK」という新たな血液検査法を開発した。

同検査を受けた患者(既にがんと診断された約1,000人)の「33~98%」の確率でがんを発見することができ、現在は有効なスクリーニング検査法がない5種類のがんについても「69~98%」と高い確率で発見できたという。

同研究成果は、1月18日付けの「Science」(電子版)に掲載された。

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世界初!カニクイザルの体細胞クローン誕生

2018.03.05

動物の体を構成する細胞の核には、それぞれの「個体独自の遺伝情報」が入っている。

この細胞核を利用した「体細胞核移植」では、動物のクローン(体細胞クローン)を作ることが可能になり、哺乳類としては1996年に英国で羊の「ドリー」が誕生。これまでにマウス、ラット、牛、豚、ウサギ、猫、犬など20種類以上の動物のクローンが誕生している。一方で、クローン人間の作製は、日本国内では法律で禁止されている。また、先進各国でも法規制をかけ、研究に公的研究資金を支給しないなどの措置が取られている。

中国科学院チームは1月25日、ゼン・リウ氏(同院博士研究員)らの研究チームが、 世界で初めてカニクイザルの体細胞クローンを誕生させたと、米科学誌セル(電子版)に発表した。

2匹のカニクイザルはともにメスで、名前は「中華」という言葉にちなんで「チョンチョン(中中)」と「ホワホワ(華華)」。体細胞核移植技術によるものだが、霊長類で成功したのも世界初だ。

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「脂肪」と「炭水化物」の食べ分けを決定する神経細胞「CRHニューロン」

2018.02.26

ヒトや動物は、様々な食物から3大栄養素となる「炭水化物」、「脂肪」、「タンパク質」を摂取している。

これらの栄養素の体内での役割は異なっているため、食物の「食べ分け」を行うことによって、これらの複数の栄養素を必要に応じて食物から摂取しているわけだ。

しかし、ヒトや動物が、どのようなメカニズムから食物を選択し、摂取しているかは分かっていなかった。

生理学研究所(NIPS)は1月17日、箕越靖彦氏(同研究所教授)と、岡本士毅氏(琉球大学第二内科(内分泌代謝・血液・膠原病内科学講座)特命講師、元生理学研究所)らの研究グループが、マウス実験によって、「脂肪」と「炭水化物」の食べ分けを決定する神経細胞「CRHニューロン」を発見したことを発表した。同研究結果は、米科学雑誌「Cell Reports」オンライン版に掲載された。

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DeNAなどが共同研究開始、『AI創薬』の実現可能性の技術的検証へ

2018.02.15

製薬企業の新薬開発における課題となっているのは、開発コストの高騰だ。

近年では、一つの新薬を開発するのに、2000億円規模の研究開発費を要するとも言われる。一方で、人工知能(AI)を駆使した『AI創薬』によって、この莫大に掛かる開発費の課題を解決しようという研究が国内外で活発になっている

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iPS細胞活用によるNAFLD治療・早期発見に向けた共同研究

2018.02.09

再生医療での応用が検討され、近年注目を浴びているiPS細胞。疾患の治療法や早期発見法の開発でも大きな効果を発揮する可能性がある。

横浜市立大学(横浜市金沢区)とIT大手ディー・エヌ・エー(DeNA、本社:東京都渋谷区、守安功社長)のヘルスケア子会社・DeNAライフサイエンス(DLS、本社:東京都渋谷区、大井潤社長)が、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を活用した「NAFLD(非アルコール性脂肪肝疾患)」治療の共同研究をスタートする。

高齢社会の課題解決や健康増進につながる先進的な研究開発事業を支援する平成29年度横浜市特区リーディング事業助成金(プロジェクト助成)約970万円の交付も決まっており、NAFLDが重篤化する前段階で発見できる方法の確立を目指すという。

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