臨床検査技師コラム

最終更新日:2018年2月19日

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臨床検査技師コラム

DeNAなどが共同研究開始、『AI創薬』の実現可能性の技術的検証へ

2018.02.15

製薬企業の新薬開発における課題となっているのは、開発コストの高騰だ。

近年では、一つの新薬を開発するのに、2000億円規模の研究開発費を要するとも言われる。一方で、人工知能(AI)を駆使した『AI創薬』によって、この莫大に掛かる開発費の課題を解決しようという研究が国内外で活発になっている

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iPS細胞活用によるNAFLD治療・早期発見に向けた共同研究

2018.02.09

再生医療での応用が検討され、近年注目を浴びているiPS細胞。疾患の治療法や早期発見法の開発でも大きな効果を発揮する可能性がある。

横浜市立大学(横浜市金沢区)とIT大手ディー・エヌ・エー(DeNA、本社:東京都渋谷区、守安功社長)のヘルスケア子会社・DeNAライフサイエンス(DLS、本社:東京都渋谷区、大井潤社長)が、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を活用した「NAFLD(非アルコール性脂肪肝疾患)」治療の共同研究をスタートする。

高齢社会の課題解決や健康増進につながる先進的な研究開発事業を支援する平成29年度横浜市特区リーディング事業助成金(プロジェクト助成)約970万円の交付も決まっており、NAFLDが重篤化する前段階で発見できる方法の確立を目指すという。

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膝の軟骨損傷、「チューインガム状」の人口組織で修復

2018.01.19

幹細胞からつくったチューインガム状の人工組織。目盛りは1ミリ=大阪大提供

広島大学発のバイオベンチャー企業で、再生医療の普及を目指す株式会社ツーセル(本社:広島県広島市、辻 紘一郎社長)が、膝の軟骨を損傷した患者に、人の細胞からつくった人工組織(同種(他家)移植用の再生医療細胞)製品「gMSC®1」を移植する治療法の臨床試験(治験)を開始したことを発表した。

早ければ3~4年後にも再生医療製品として国に承認申請する。

同社では、これまでに今回の膝軟骨再生細胞治療製品「gMSC®1」(中外製薬株式会社とライセンス契約締結)のほか、MSC用無血清培地「STK®シリーズ(研究用)」(DSファーマバイオメディカル株式会社より発売)の開発を行ってきた。

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アミノ酸の一種『L-セリン』摂取が、体内時計の針合せを前進

2018.01.11

人の体に備わっている約24時間で刻まれる「体内時計」

この「体内時計」が、睡眠・覚醒状態、ホルモン分泌・血圧などの生理活動を地球上の昼夜リズムに合わせるように制御している。

一方で、現代社会では、不規則な生活・頻繁な時差ぼけ、夜間のパソコン・スマートフォンの光を見続けるなどの生活習慣が、体内時計を乱しやすく、この「体内時計の乱れ」によって、がん・糖尿病、高血圧、肥満などの生活習慣病リスクが高まることが分かっている。

九州大学は10月26日、安尾しのぶ氏(同大大学院農学研究院准教授)、樋口重和氏(芸術工学研究院教授)、株式会社ファンケルと共同研究から、アミノ酸の一種「L-セリン」の摂取によって、光による体内時計の「針合わせ」が強められることを明らかにしたことを発表した。

同研究成果は、「Journal of Nutrition」に掲載されている。

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「ブタプラセンタ」の成分から活性メカニズム解明へ

2017.12.27

哺乳類の胎盤から抽出した有効成分である「プラセンタ(胎盤エキス)」

胎盤には、アミノ酸・タンパク質・脂質・糖質などの様々な栄養素に加え、身体の働きを活発にする生理活性成分(ビタミン・ミネラル・核酸・酵素など)、細胞の新陳代謝を促す成長因子などが含まれており、その有効性が注目される一方で、その活性発揮のメカニズムについては不明な点も多く残されていた。

東京工科大学は10月24日、今村亨氏(同大応用生物学部教授))、伊藤航平氏(修士課程学生)、山田竜二氏(修士課程学生)、松本展希氏(学部生)らの研究グループが、化粧品原料などに使われる「ブタプラセンタエキス(PPE)」の活性についてのメカニズム解明につながる成分の存在を発見したと発表した。

同研究成果は、「Journal of Cosmetic Dermatology」に掲載されている。

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タカラバイオ社が新規iPS細胞作製法の独占実施権を取得

2017.12.15

タカラバイオ株式会社(本社:滋賀県草津市、仲尾功一社長)は10月19日、九州大学が保有する「新規遺伝子導入用ベクター」である『麻疹ウイルスベクターを用いたiPS細胞作製技術のライセンス契約』を締結し、全世界での独占的実施権を取得したことを発表した。

同社では、同技術の発明者である谷憲三朗氏(東京大学医科学研究所ALA先端医療学社会連携研究部門特任教授(元九州大学生体防御医学研究所教授))、竹田誠氏(国立感染症研究所ウイルス第三部部長(元九州大学大学院医学研究院准教授))らと、麻疹ウイルスベクターを用いたiPS細胞作製技術開発の共同研究を実施している。

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再生医療で「臍帯血由来iPS細胞」ストックの提供開始

2017.12.07

京都大学iPS細胞研究所(CiRA)は10月6日、臍帯血から作製した再生医療に使用可能なiPS細胞ストックの提供を開始したことを発表した。

CiRAでは、2013年度より再生医療実現拠点ネットワークプログラムの一環として、「再生医療用iPS細胞ストックプロジェクト」を本格的に進めていた。

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大腸がんの早期発見バイオマーカータンパク質、精度9割以上

2017.12.01

2017年の部位別罹患者数が国内で最も多かったのが「大腸がん」だ。近年、その罹患者数は増加傾向にある。

症状が非常に出にくいため早期発見が難しく、また、がんが進行して出血しても血が便中に混じって気付きにくいケースがある。

医薬基盤・健康・栄養研究所(NIBIOHN)は10月10日、朝長毅氏(医薬基盤・健康・栄養研究所プロテオームリサーチプロジェクト・創薬標的プロテオミクスプロジェクトプロジェクトリーダー)と白水崇氏(研究員)らの研究グループが、「ターゲットプロテオミクス手法」を用いて、従来の腫瘍マーカーの精度を大きく上回る新しい大腸がん早期診断バイオマーカータンパク質を発見したことを発表した。

今回の研究は、日本医療研究開発機構(AMED)次世代がん研究シーズ戦略的育成プログラム「早期診断マルチバイオマーカー開発」の一環で、今後は、デンカ生研株式会社と共同で、新規大腸がんバイオマーカータンパク質の測定法の開発を進め、5年後の実用化を目指すとしている。

同研究成果は、10月6日付けの「Scientific Reports」(電子版)に掲載されている。

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腎臓がんの早期発見バイオマーカー「AZUI」

2017.11.24

2013年のノーベル医学生理学賞で取り上げられた「細胞内小胞輸送機構の解明」では、その産物の一つの「エクソソーム」に注目が集まった。 がん研究会(東京都江東区、野田哲生所長)は10月4日、植田幸嗣氏(同研究会がんプレシジョン医療研究センタープロジェクトリーダー)、辻川和丈氏(大阪大学大学院薬学系研究科教授)、野々村祝夫氏(同教授)らの研究チームが、血中のエクソソームから腎臓がん早期診断バイオマーカー「アズロシディン(AZU1)」を発見したと発表した。 同研究成果は、国際対がん連合(UICC)の公式誌「International Journal of Cancer」オンライン版に掲載されている。

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悪性の「前立腺がん」に新たな標的の治療

2017.11.16

東京都健康長寿医療センターは9月8日、井上聡氏(同センター研究所研究部長)、高山賢一氏(同研究員)によって、従来治療が効かなくなった悪性の「前立腺がん」において、悪性の男性ホルモン受容体である「V7」をつくるRNA結合タンパク質「PSF(ピーエ スエフ)」と「NONO(ノノ)」を標的とした新たな診断・治療法を提唱することを発表した。

今回の研究は、日本医療研究開発機構(AMED)の「次世代がん医 療創生研究事業 (P-CREATE)」の支援を受けており、同研究成果は、米国科学アカデミー紀要「Proceedings of the National Academy of Sciences of USA(PNAS)」(電子版)に掲載された。

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