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最終更新日:2018年6月20日

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1:臨床工学技士の年収&給料

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臨床工学技士の平均月額給与は、180,000~300,000円で、勤務する施設によって、差があります。透析を業務とする場合は、危険手当として、5,000~20,000円が付与されます。

「ライフプランと離職・転職」
臨床工学技士は、主に生命維持管理装置のある病院で働く事になります。(→「臨床工学技士の主な就業場所」を参照。)まだ、診療放射線技師、臨床検査技師と比較して歴史が浅い職種ですが、医療機器の高度化が進むにつれ、需要は高まる一方です。さらに、生活習慣病の増加で、透析患者も増えており、人工透析装置を操作・管理できる臨床工学技師も多くの場所で求められています。キャリアアップとしては、透析技術認定士や体外循環技術認定士、呼吸療法認定士、臨床ME専門認定士などの学会認定の資格を取って、その分野の専門家になる人もいます。(→「臨床工学技士に関する資格」を参照。)

2:「給与」

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給与明細の解説~支払欄、勤怠欄、控除欄
給与明細書
支給 基本給240,000   役職手当 職務手当10,000   家族手当 住宅手当    
残業手当17,750 欠勤控除 遅早控除 課税通勤費   非課税通勤費13,000   総支給額280,750  
控除 健康保険13,272 介護保険 厚生年金22,976 雇用保険1,684     社会保険料合計37,932 課税対象額229,818  
所得税4,080 住民税13,900 財形貯蓄10,000 社宅費   旅行積立金2,000 互助会費1,000 控除額合計68,912  
勤務状況 平日出勤22 休日出勤 遅刻 早退 有給 代休       その他休 差引支給額
休職 欠勤 有給残日数 当年分12.0 前年分4.0       扶養数 1 211,838

支払欄

  • 基本給・・・病院・施設ごとの給与規定により、いろいろな決め方のパターンがあります。(年功給、職務給、年功給+職務給など)
  • 諸手当・・・家族手当、役職手当、資格手当、交替勤務手当、通勤手当など。
    ※交替勤務手当~夜勤手当とは別に、短い期間で昼夜の労働時間が目まぐるしく変わる過酷な労働に対して、病院によっては手当が支給されることがあります。
    ※通勤手当~1ヶ月10万円までの通勤手当は非課税となり、所得税・住民税がかかりません。ただし、マイカーや自転車通勤の場合は距離に応じて非課税限度額が定められています。
  • 残業代(超過勤務手当、時間外手当、残業手当など)・・・1日の労働時間が8時間以上(週40時間以上)になった場合に支払われます。勤務先は、給与の25%増しの給与を支払うことが労働基準法で定められています。
  • 休日手当・・・法律で定められた休日(法定休日)に就労する場合に支払われます。勤務先は、給与の35%増しの給与を支払うことが労働基準法で定められています。
  • 深夜手当、夜勤手当など…午後10時から午前5時までに就労する場合に支払われます。勤務先は、給与の25%増しの給与を支払うことが労働基準法で定められています。

勤怠欄

  • 有給休暇・・・年次有給休暇は、労働基準法によって、1年目は年に10日間(入社して6ヶ月経つと与えられる)、2年目から1日ずつ増えて年に20日間までと決められています。正職員の場合、平均取得日数は、7.7日です。

控除欄

  • 健康保険・・・4月から6月までにもらった給料(諸手当、残業代を含む)の平均にもとづいて、保険料の「等級」が決まります。東京都の場合、保険料の料率は、給料の9.4%(協会けんぽ・東京都)になっています。(平成24年1月現在、都道府県ごとに異なる。)年齢が満40歳になると、「介護保険料」を払うことになります。その分、健康保険の保険料は高くなります。(10.99%と割高になります。)
  • 厚生年金・・・健康保険と同様に、4月から6月までにもらった給料(諸手当、残業代を含む)の平均にもとづいて、保険料の「等級」が決まります。厚生年金の保険料は、給料の16.412%です。(平成24年1月現在)総じて、健康保険と厚生年金を合わせた社会保険は、合計で給料の25.892%となります。この保険料を、勤務先が半分、就労者が半分負担します。(これを、「労使折半」といいます。)よって、就労者の社会保険負担は、12.946%になります。
  • 雇用保険・・・勤務先を辞めた時にもらえる「失業保険」のため(その他など)の保険制度。雇用保険の保険料は、一律で給料の0.6%です。雇用保険の受給は、以前より一般的になっています。雇用保険とセットになっているのが、「労災保険」です。これは、仕事中や通勤途中でのケガなどの補償制度です。この保険料は勤務先が100%負担します。
  • 所得税・・・個人の所得に対してかかる税金。課税対象額に税率(又は税額表)を適用して税額を計算します。所得税は毎月の給与や賞与から源泉徴収され、12月あるいは年始の給与で過不足額の精算(年末調整)が行われます。
  • 住民税・・・都道府県民税と市区町村住民税の総称。前年度の所得に応じた税額が徴収されます。
  • 財形貯蓄・・・財形貯蓄非課税、天引きで貯蓄できる制度。さまざまな財形制度があり、財形年金貯蓄と財形住宅貯蓄は非課税です。勤務先の病院・施設に財形貯蓄制度があれば利用できます。
  • 社会保険料合計・・・健康保険料、介護保険料、厚生年金保険料、雇用保険料などの社会保険料の合計額です。所得控除となり、所得税・住民税の課税対象外となります。 ※ 賞与からも、月給とほぼ同様に上記保険料が差し引かれます。
  • 課税対象額・・・給与から社会保険料や扶養控除などを控除した金額です。

3:国家試験

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臨床工学技士になるには・・・
臨床工学技士とは、厚生労働大臣の免許を受けて、厚生労働大臣の免許を受けて、臨床工学技士の名称を用いて、医師の指示の下に、生命維持管理装置の操作及び保守点検を行う医療職種を言います。通称、ME(medical engineerの略)とも言います。臨床工学技士は、コメディカルの中では診療放射線技師、臨床検査技師と比較して歴史が浅く、一般的に知名度の低い国家資格です。受験資格者は、養成所や大学・短大で、3年以上臨床工学技士として必要な知識及び技能を修得している、または、修業し、卒業見込みのある者です。また、臨床検査技師・診療放射線技師・看護師の養成校を卒業している者は、1年間専門科に通う事で受験資格を得られます。
国家試験の内容
臨床工学技士国家試験は、筆記試験を受験します。
試験科目~医学概論、臨床医学総論、医用電気電子工学、医用機械工学、生体物性材料工学、生体機能代行装置学、医用治療機器学、生体計測装置学及び医用機器安全管理学
日程
3月上旬(平成25年は、3月3日(日曜日))
合格率
平成25年に、臨床工学技士国家試験を受験した人の数は、2,361人。その内、1,779人が合格し、その合格率は、75.3%となっています。ここ数年、徐々に合格率が低下傾向にあります。
「厚生労働省第26回臨床工学技士国家試験の合格発表について」、
合格発表
3月下旬(平成25年は、3月27日(水曜日))

4:臨床工学技士に関する資格

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資格の種類、取得方法、それぞれの仕事の内容
臨床工学技士になるには、臨床工学技士国家試験を受験し、合格しなければなりません。
(「国家試験」(臨床工学技士になるには)を参照。)臨床工学技士の主な仕事は、医師の指示の下に、生命維持管理装置の操作及び保守点検を行う事です。
「生命維持管理装置」とは、人の呼吸、循環又は代謝の機能の一部を代替し、又は補助することが目的とされている装置をいいます。 主に扱う器械は、人工呼吸装置や人工透析装置などです。
主な業務は、呼吸療法業務、人工心肺業務、血液浄化業務、高気圧酸素療法業務、ICU業務・CCU業務、手術室業務、心臓カテーテル検査室業務、保守点検業務、安全管理業務、ペースメーカー外来などがあります。

主な認定資格

透析技術認定士
(血液浄化業務)
透析療法合同専門委員会による認定資格。同委員会が実施する認定講習会を修了し、認定試験において一定の合格基準に達した者に与えられます。
体外循環技術認定士
(人工心肺業務)
日本体外循環医学会、日本人口臓器学会、日本胸部外科学会、日本心臓血管外科学会の4学会による認定資格。体外循環に関する経験が3年以上あり、一定の体外循環症例を経験しており、セミナーの受講及び筆記試験・面接試験に合格すると認められます。
3学会合同呼吸療法認定士
(呼吸療法業務)
3学会合同呼吸療法認定士認定委員会による認定資格。3学会とは、日本胸部外科学会、日本呼吸器学会、日本麻酔科学会のこと。臨床工学技士、看護師、理学療法士いずれかの実務経験が2年以上あること、もしくは准看護師の実務経験が3年以上ある者が対象となり、さらに同委員会の認定講習会を受け、認定試験において一定の合格基準に達した者に与えられます。5年ごとの更新があります。
臨床高気圧酸素治療技師
(高気圧治療業務)
2年以上会員であり、かつ、臨床工学技士、看護師、もしくは准看護師である者が対象で、高気圧酸素治療に臨床工学技士、看護師は、3年以上、准看護師は4~5年以上の臨床経験を有する者に受験資格が与えられ、書類審査及び学力試験によって認定されます。
臨床ME専門認定士
(保守点検業務・安全管理業務)
臨床ME専門認定士合同認定委員会による認定資格。日本生体医工学会が主催している第1種ME技術実力検定試験に合格した者で、2年以上のME機器・システム及び関連設備の保守点検・安全管理の実務経験を有する者が対象で、5年ごとの更新があります。
臨床工学技士の主な就業場所
臨床工学技士の主な就業場所としては、生命維持管理装置を備えている病院や人工透析専門クリニックなどです。

5:専門用語

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  • 人工透析・・・血液中の老廃物を取り除いたり、余分な水分を取り除いたりする。腎臓の機能が低下する腎不全の患者に対して用いる。
  • 呼吸療法業務・・・人工呼吸器、吸入療法機器。急性期と慢性期に分かれ、急性期はICUでの呼吸器管理の延長上の業務を行う。慢性期は、神経や筋肉に疾患のある患者の呼吸器管理を行う。
  • 人工心肺業務・・・人工心肺装置、補助循環装置、冠灌流装置など。心肺機能を代替する装置の使用・管理を行う。
  • 血液浄化業務…・・・血液透析、血液濾過、血液濾過透析、血漿交換、血漿吸着など。体内に貯まった老廃物などを排泄または代謝する機能が働かなくなった場合に腎臓機能の役割を補う形で行う。
  • 高気圧酸素療法業務・・・血液中の酸素を増やすために行う治療業務。潜水病などの治療にあてられる。
  • 手術室業務・・・人工呼吸器、人工心肺装置、除細動器、ポリグラフ、監視機器操作など。手術が安全に行われるために機器の操作や事前の管理を行う。
  • 心臓カテーテル検査室業務・・・各種操作、ペースメーカー植込み/電池交換など。手術室と同様にカテーテル検査が安全に行われるために機器の操作や事前の管理を行う。