臨床工学技士コラム

最終更新日:2018年5月22日

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臨床工学技士コラム

医療分野を「ものづくり」で支援する

2016.04.30

臨床工学技士が主体となって医療分野における「ものづくり」を変えていこうと言う取り組みがある。経済産業省が実施している「健幸支援産業創出プロジェクト」や「医療現場の課題・ニーズ調査」だ。
臨床工学技士は日本でまだまだ裏方に位置する職種だと考えられているが、こうした取り組みによって臨床工学技士が求められる場や、新たな活躍の方向性を見いだせるかもしれない。
その可能性について、これらのプロジェクトの概要と共に検証してみよう。

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外国人医師によるロボット手術、九州大病院

2016.04.18

九州大学病院(福岡県福岡市東区)で2月17日、ロボットを活用した胃がん手術が行われた。
今回の手術は、福岡市における「国家戦略特区制度」を利用したもので、延世(ヨンセ)大学(韓国ソウル市)から招待された外国人医師の邢宇鎮(ヒュン・ウジン)教授が担当し、同大学病院関係者らによる立ち会いの元、約3時間で終了した。
同大学病院では、これまでに泌尿器疾患の治療においてロボットを活用しており、平成25年にはロボット手術の適用領域の拡大を視野に入れ、腎がんに対する臨床試験も開始していたが、胃がんの手術例は少なかった。

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網膜色素変性症の遺伝子治療薬開発で提携

2016.04.05

製薬企業のアステラス製薬株式会社(東京都中央区、畑中好彦社長)と東北大学発の医療ベンチャーであるクリノ株式会社(宮城県仙台市青葉区、佐竹典明社長)は2月 1日、目の難病である網膜色素変性症を治療することを目的とした遺伝子治療薬「AAV-mVChR1(アデノ随伴ウイルス-改変型ボルボックスチャネルロドプシン1)」の開発・商業化ライセンス契約を締結したことを発表した。

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医師の負担軽減に「歩ける椅子」、今年夏に発売

2016.03.30

頭や腕などの身体に装着して利用する「ウェアラブル」機器が医療の中でも活用されている。
(臨床工学技士コラム :医療用スカウターを装着、より安全な穿刺
(看護師コラム :ウェアラブル体温計」は厚さわずか0.015ミリ、東大が開発も参照)

千葉大学フロンティア医工学センター(千葉県千葉市稲毛区)や株式会社ニットー(神奈川県横浜市金沢区、藤澤秀行社長)などは共同で、オペ室での長時間手術を行う医師の負担軽減を目的とする医療用ウェアラブルチェア「archelis(アルケリス)」を開発した。
両足に装着することで、立った状態でも体重を支えることができて、装着したまま歩行も可能な「歩ける椅子」だ。
共同チームでは主に外科医にニーズがあると見ており、今夏をめどに製品化し発売する予定だ。

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淡路島内に「下肢静脈瘤」治療機器を導入、兵庫県立淡路医療センター

2016.03.25

瀬戸内海で最大の島で観光名所としても知られる「淡路島」。
またタマネギの生産量では全国3位であることでも有名だ。
しかし、全国的な高齢化の中で、この淡路島でも65歳以上の高齢化率は30%を超えて県内で最も高くなっており、農業人口が減っているなどが問題になっている。
同島内にある県立淡路医療センター(兵庫県洲本市)では、脚(下肢)の皮膚近くにある静脈で起こる障害である「下肢静脈瘤」治療のために、淡路島内や同県内の県立病院では初となる高周波治療器を導入した。
淡路島は県内でも顕著に高齢化率が高くなっているため、同センターでは患者の手術負担を軽減するために今回同治療器を導入したという。

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厚労省へ臨床工学技士会から配置義務化の要望

2016.03.11

地域医療、中核病院におけるリハビリテーションの需要が高まるとともに、臨床工学技士の配置増員の要望が臨床工学技士会から提出された。
厚生労働省副大臣は要望書を受け取り、「検討して行く」と回答。
これまでの臨床工学技士と、これからを考えてみたい。

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末梢血幹細胞移植の規制緩和でどう変わる?

2016.02.24

2015年10月、厚生労働省の専門家委員会は「末梢血幹細胞移植」について、血液の提供者に対する条件を緩和することを了承した。
末梢血幹細胞移植とは、白血病や再生不良性貧血などの正常な血液をつくることが困難となる疾患を持つ患者に対し、ドナーの造血幹細胞を移植することで正常な血液がつくるようにできるために行う造血幹細胞移植の一種だ。
規制が緩和されれば、たとえば患者と提供者の白血球型が完全に一致しなくても手術をすることができるようになるのである。
すでに現場で働いている臨床工学技士の方達にも、末梢血幹細胞移植に関する情報を改めて確認してみていただきたい。

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血液透析領域で国際展開、東九州メディカルバレー構想特区

2016.02.02

医療機器業界の業界団体や企業らで構成される一般社団法人日本医療機器産業連合会(医機連)は11月16日、同会の取り組みを紹介するメディアセミナー「日本の医療機器の国際展開」を開催した。
その中の「国際ビジネス推進活動の実際」のテーマにおいて、東九州地域(大分県、宮崎県)における血液や血管医療を中心にした医療機器産業の活性化やアジアへの貢献を目指す医療産業拠点「東九州メディカルバレー構想特区」における産官学連携への取り組みについて取り上げた。
同特区では、近年では産官学連携によってタイでの血液透析医療の普及を目指しているという。

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血液製剤の不正がもたらす影響

2016.01.26

血液製剤の使用指針は、日本赤十字社や厚生労働省によって固く定められている。
臨床工学技士が操作する医療機器は基本的に患者の生命維持に関わっており、厳格な管理を行わなければならない。
そのためのガイドラインだ。
だが、現場でどれほど誠意を尽くそうともカバーしきれないリスクが発生することもある。例えば2015年に明らかになった化血研騒動についても、臨床工学技士は無縁でいられない。 血液製剤は人工透析の中でも使用される機会があるからだ。

技師の人となりが優れており、透析機器に問題がなかったとしても、使用される薬剤が不正なものである可能性が示されては患者の立場としても警戒せざるを得ない。
この化血研の不正が臨床工学技士の業務に与える影響を考えてみよう。

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臨床工学技士ニュース:日本の透析医療、世界へ。

2016.01.21

臨床工学技士の職分に血液透析がある。
日本人は悪性新生物や糖尿病や腎疾患などから透析を利用する患者が年々増加しており、透析専門のクリニックの施設数も少なくない。
臨床工学技士の多くがそうした専門施設に所属し、患者のケアにあたっているのだ。
昭和56年度以降、日本人の死因第一位は依然として悪性新生物が独占している状況であり、例え将来日本の人口減少が顕著になったとしても、透析医療の重要性が失われることはないだろう。

実際に日本の透析医療は世界のトップレベルに到達している。
日本医療機器産業連合会が2015年11月16日に開催したメディアセミナーでは、日本の血液医療を支える医療機器について海外からも篤い関心が寄せられた。
特にアジアのタイでは日本の技術を学ぼうという意欲が高く、日本の医療産業の拠点である東九州メディカルバレー構想特区と盛んに人的交流を図るなどして、日本を先例にした医療改革を計画中だ。

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