臨床工学技士コラム

最終更新日:2018年10月22日

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臨床工学技士コラム

活性酸素除去機能付きの「タンパク質マイクロマシン」を開発

2017.12.22

近年、血管や臓器の中で働くナノマシンやマイクロマシンなどを活用して、病気の診断、病変部への薬の投与、有害物質の除去などを行う新たな治療法が注目されている。

このような体内で働くナノ・マイクロマシンは、体に無害・安全性の高い素材で作られ、治療における役割を終えた後は、体内で自然に分解されてなくなるのが理想的とされる。

産業技術総合研究所は11月17日、山添泰宗氏(同研究所バイオメディカル研究部門次世代メディカルデバイス研究グループ主任研究員)らの研究グループが、3種類のタンパク質だけからなり、活性酸素を除去できる高機能なマイクロメートルスケールの構造体である『タンパク質マイクロマシン』を開発したと発表した。

同研究成果は、学術誌「Biomaterials」に掲載されている。

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「耳介後部ケーブル」による国内初の補助人工心臓装置

2017.12.14

大阪大学は10月30日、澤芳樹氏(同大大学院医学系研究科心臓血管外科教授)らの研究グループが、心臓移植・Destination Therapy治験(DT治験)の対象外である患者に対して、2017年3月に日本初となる「耳介後部ケーブル」を用いた新しい補助人工心臓の装着に成功し、無事自宅退院となることを発表した。

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お酒のアルコール度数を「におい」で判定

2017.11.10

物質・材料研究機構(NIMS:ニムス)は6月20日、柴弘太氏(NIMS国際ナノアーキテクトニクス研究拠点ナノメカニカルセンサグループ研究員)、吉川元起氏(同グループリーダー)、田村亮氏(同量子物性シミュレーショングループ研究員)、今村岳氏(NIMS若手国際研究センター研究員)らの研究グループが、「超高感度小型センサ素子(MSS)」、「機能性感応材料」、「機械学習」を組み合わせることによって、お酒のにおいからアルコール度数を高精度に推定するセンサーの開発に成功したことを発表した。

同研究成果は、6月16日付けの英国科学誌「Scientific Reports」に掲載されている。

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ペン型装置「MasSpec Pen」、わずか10秒でがんを検出

2017.10.27

手術中にがんが疑われる組織に当てるだけで、わずか10秒ほどでがんかどうかを特定できるペン型の装置「MasSpec Pen」。周囲の組織に浸潤しやすく、肉眼では正常組織との見分けがつきにくいがん(特に乳がん・膵がん、脳腫瘍など)でもこの装置を使用すれば、がん組織を残らず切除することができるというものだ。

開発した米テキサス大学の研究グループによると、同装置が将来的に実用化されると、手術中でがん組織の取り残しを回避でき、組織検体を病理検査室に送る必要もなくなるため手術時間を短縮できる可能性があるとしている。

同研究成果は、9月6日付けのトランスレーショナル医療に関する専門誌「Science Translational Medicine」に掲載されている。

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緩和ケア病棟での「機械浴」、入院患者の『状態不安指数』を低下

2017.10.19

緩和ケア病棟では、清潔のケアとして『機械浴』が行われている。歩行・座位を取ることが困難な患者に、特殊な浴槽を使用した『機械浴』で入浴の介助を行うことでお湯に浸かることができるものだ。臥床したまま入浴が可能で安楽であることから、患者からの希望も多いケアの1つだ。

京都府立医科大学は9月8日、藤本早和子氏(同大附属病院看護部総括看護師長)、岩脇陽子氏(大学院保健看護学研究科教授)、山中龍也氏(同教授)らの研究グループが、緩和ケア病棟の入院患者に対する機械浴について科学的検証を行った結果、生理学的に循環動態に大きな変動がなく、心理学的に不安低下・リラックスした状態になる影響を及ぼす安全・安楽な看護ケアであることが示唆された。

同研究成果は、8月30日付けの「Japanese Journal of Clinical Oncology」(電子版)に掲載されている。

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メドトロニック社、キングスカイフロントに医療従事者向けトレーニング施設開設

2017.10.11

最先端の医療機器・医療技術の研究開発を手掛ける日本メドトロニック株式会社(本社:東京都港区、トニー・セメド社長)とその関連会社のメドトロニックソファモアダネック株式会社(本社:大阪府大阪市福島区)、コヴィディエンジャパン株式会社(本社:東京都港区)の3社は、川崎市臨海部の国際戦略拠点「キングスカイフロント」内に医療従事者向けトレーニング施設「メドトロニック イノベーションセンター」を9月1日にオープンした

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超音波で家族性高コレステロール血症「FH」を診断・評価

2017.09.26

国立循環器病研究センターは8月1日、小倉正恒氏(国循研究所病態代謝部室長)、斯波真理子氏(同部長)、株式会社関西超音波サービスの共同研究チームによって、家族性高コレステロール血症(FH)の診断基準である「アキレス腱の厚さ」を、超音波によって評価可能であることを明らかにしたと発表した。

同研究成果は、日本循環器学会の専門誌「Circulation Journal」に掲載されている。

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大腸がんを切らずにリアルタイムで組織診断

2017.09.15

大阪大学は7月31日、松井崇浩氏(同大大学院医学系研究科特任助教)、石井優氏(免疫細胞生物学教授)、森正樹氏(消化器外科学教授)らの研究グループによって、固定・染色などの工程を行うことなく、生きた組織のままで大腸がんをリアルタイムで発見する『切らない組織診断』を開発したと発表した。

同研究成果は、イギリスの自然科学分野の電子ジャーナル「Scientific Reports」に掲載されている。

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『医療用チャットサービス』が遠隔診療に対応

2017.09.05

医療プラットフォーム事業を展開する株式会社シェアメディカル(本社:東京都千代田区、峯啓真社長)は7月19日、同社の医療用チャットサービス「メディライン」が遠隔診療にも対応できるよう機能を実装したことを発表した。

厚生労働省では、7月14日付けで「情報通信機器を用いた診療について」(医政発0714第4号)を発出しており、「メディライン」では、この新たな通達を満たす機能を実装しているという。

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皮膚貼り付け型の『ナノメッシュセンサー電極』を開発

2017.08.31

近年、軽量で伸縮性の高い「薄膜フィルム」や「ゴムシート」などを皮膚に密着することによって、より高精度な生体信号を計測できる『次世代のウェアラブル電子機器』の開発が盛んに行われている。

科学技術振興機構(JST)は7月18日、染谷隆夫氏(東京大学大学院工学系研究科教授)、天谷雅行氏(慶應義塾大学医学部教授)、理化学研究所などの共同研究グループによって、1週間皮膚に貼り続けても明らかな炎症反応が見られず、装着感がなく、軽量で極薄のナノメッシュ電極の開発に成功したと発表した。

この研究はJSTの戦略的創造研究推進事業として行われたもので、同研究成果は、17日付けの英科学誌「Nature Nanotechnology」(オンライン速報版)にて公開された。

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