手動接続の『腹膜透析液交換システム』に新しい2タイプを追加

最終更新日:2019年4月25日

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臨床工学技士コラム

手動接続の『腹膜透析液交換システム』に新しい2タイプを追加

2019.01.15

テルモ株式会社は12月4日、手動接続で使用する『腹膜透析システム』の新製品として、「カチットタイプ」と「ウイングタイプ」の追加に関して、11月末に薬事手続きが完了したことを発表した。

慢性腎不全患者の腎代替療法である「腹膜透析」

国内における高齢化問題を背景にして、透析を導入する患者の平均年齢も年々高齢化している。

ここ20年間だけでも、透析患者の平均年齢は14歳も高齢化しており、2016年には「69歳」に上がるとされている。

「腹膜透析」は、慢性腎不全患者が行う腎代替療法のひとつだ。

同療法では、内臓を覆う腹膜に囲まれた「腹腔内」に透析液を注入・貯留することで、腹膜を介して血中の不要な老廃物・水分を除去する。

この際に、透析液を出し入れするカテーテルを腹部に埋め込む手術が必要になるため、通常では、1日に複数回(約4~12時間ごと)の透析液の交換を行うことになる。

2つの追加タイプの薬事手続きが11月末で完了

今回、11月末で薬事手続きが完了したのは、「キャプディールトランスファーチューブセット(カチットタイプ、一般的名称:腹膜灌流用回路及び関連用具セット)」と「キャプディール保護キャップセット(ウイングタイプ、一般的名称:腹膜灌流用回路及び関連用具セット)」の2つのタイプ

「カチットタイプ」は、透析液が入ったバッグと接続することで、透析液の注入・排出を行うチューブ(「トランスファーチューブ」)と接続して使用する。この接続完了音として、カチッと音が鳴る。

もう一つの「ウイングタイプ」は、透析液バッグを外した状態のトランスファーチューブの先端を密封して保護するために使用する「保護キャップ」が付いたもの。この「ウイングタイプ」の持ち手は、「翼」のような形状をしている。

保険収載を経て、019年2月初旬に発売予定

今回追加した製品は、今後、保険収載を経て、2019年2月初旬に発売される予定。

「接続時の持ちやすさ」や「接続完了の分かりやすさ」、「接続解除時の菌汚染リスクの低減)などを目指した機構の搭載になっている。

これによって、高齢透析患者が「腹膜透析」を行う場合でも、簡単・安全に接続が行えるように変更が加えられる。

同社では、今回追加する2製品を合わせて、新製品(「クリックセーフ」)として展開する方針だという。

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