次世代AI技術の開発拠点「Brain(s)」を開設、アカデミアと共創

最終更新日:2018年12月17日

Select Language >>

0120-978-003
月~土 9時~18時 / 夜間・日・祝は受付のみ
臨床工学技士コラム

次世代AI技術の開発拠点「Brain(s)」を開設、アカデミアと共創

2018.12.04

富士フイルムホールディングス株式会社は10月1日、アカデミアとの共創によって、次世代AI技術の開発拠点である、FUJIFILM Creative AI Center「Brain(s)」(ブレインズ)を東京・丸の内に開設したことを発表した。

「Brain(s)」は、人工知能(AI)を軸に、脳に象徴される人々の叡知(brains)を融合するという意味合いを持つネーミングとなっている。

複数の自社事業領域を対象にしてAI技術を開発

同社は、これまでにも「メディカルシステム事業(医療機器などを提供)」を始め、「ヘルスケア事業(医薬品、再生医療、バイオCDMO事業などで構成)」や、「高機能材料事業(ディスプレイ材料・ファインケミカルなど)」、「ドキュメント事業」など、多角的な事業展開を手掛けてきた。

これらの事業領域におけるユーザーニーズ・課題解決を目的として、専門的な判断が必要となる医療画像や社会インフラ点検画像などのデータを対象に、AI技術の開発を進めてきていた。

また、同社では、これまで理化学研究所革新知能統合研究センター(理研AIPセンター)内への「理研AIP-富士フイルム連携センター」の開設や、東京大学大学院情報理工学系研究科内への「社会連携講座」の開設など、様々なアカデミアとの連携によって、AI技術を開発してきていた。

アカデミアとの共創で『より高度な社会課題』を解決

今回、アカデミアとの共創で、新たな研究開発拠点を開設したことで、これまで開発してきたAI技術をさらに進化させ、『より高度な社会課題』を解決する革新的な製品・サービスをより早く提供すべく、最先端AI技術と融合させるという。

今後は、「Brain(s)」を活用することによって、同社が事業活動を通して得た医療現場や社会インフラ点検現場などの実課題に加え、検査画像や診断レポートなどを活用し、アカデミアの自然言語処理やマルチモーダルAIなどの基礎技術も活用する予定。

ディープラーニング用に、世界最速のスーパーコンピュータを導入し、国内トップレベルの研究環境を構築、社会課題を解決するため、より高度な次世代AI技術の開発をさらに加速する。

社内外のAI人材を育成「FUJIFILM AIアカデミー」も開講

また、今回の新たな取り組みとして「FUJIFILM AIアカデミー」の開講を予定

同アカデミーでは、社内外の人材が、著名な研究者との交流を通じて、最先端のAI技術に触れ、学ぶことができるという取り組みだ。

これには、次世代のAI/ICTを活用する未来の社会を構想し、日本の未来の産業をリードするAI/ICT人材を育成するという狙いがあるという。

AI企業とのコラボレーション、Brain(s)内に製品・サービス、技術の展示も

東京・丸の内という立地を活かすことで、AI事業を手掛けるスタートアップ企業などとのコラボレーションも実施予定だ。

Brain(s)内には、画像診断支援など次世代医療を切り開くAI技術「REiLI(レイリ)」や、AI活用によるフォトブック「イヤーアルバム」、AI活用により画像解析で、ひび割れ点検業務を大幅に効率化する社会インフラ画像診断サービス「ひびみっけ」など、同社ICT関連製品・サービス、技術の展示を行うとともに、コラボレーションエリアを設けることで、実際に見たり触れたりしながら、様々な企業とビジネスアイデアを創出できるICTオープンイノベーションも構築している

同社では、今後も、幅広い分野で活用できるAI技術開発を、より強力に推進するとしている。

■メドフィットが納得の転職を実現します!
⇒臨床工学技士の求人一覧

関連コラム