ポケットに入る超音波診断装置「Vscan Extend」を発売、GE社

最終更新日:2017年8月17日

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臨床工学技士コラム

ポケットに入る超音波診断装置「Vscan Extend」を発売、GE社

2017.08.08

医用画像診断装置を扱うGEヘルスケア・ジャパン株式会社(本社:東京都日野市、多田荘一郎社長)は7月6日、同社の超音波診断装置「Vscan」シリーズ最新モデルで、『最速1秒』で起動し、『残尿量計測アプリ』などを標準搭載する「Vscan Extend」を発売する

ポケットに入る超音波診断装置「Vscan」シリーズは、国内で2010年に発売して以来、販売実績5,200台を超える人気シリーズの製品になっている。

「24時間対応や見取対応」、「かかりつけ医」などの医療課題

同社が実施したインターネット調査(医師300名(一般内科・循環器科・救急医療科・産婦人科医師各50名、その他の診療科医師100名)を対象)では、プライマリケアに関して、「24時間対応」、「見取までの対応」が満足にできていないと回答する医師が多かった

同社では、自宅での総合的な健康管理を提供できる医療が整っていない中で、見取はほとんど対応できず、24時間対応できる医師も少ない現状を指摘している。また、地域の「かかりつけ医」のような総合的な相談ができる医師が不在していることも課題で、「かかりつけ医」機能の維持や持続可能な24時間対応を行える医療の仕組みづくりが大事だとしている。

起動速度の速さや軽量など、利便性を追求

同調査ではポケットサイズのエコーに求める機能に関しては、「起動速度の速さ(すぐに使用できる)」「軽量・小型で持ち運びがしやすい」「操作が簡単」の順で回答が多くなった

例えば、「訪問診療」では、ポケットの中に入れて持ち運べるサイズの医療機器が便利になり、かつ診察の現場では高機能が求められる。循環器診療などの時間が一刻を争うケースでは、30秒という時間でも命を左右することで「1秒で立ち上がる」起動機能は重要のようだ。

2010年から発売している「超音波診断装置シリーズ」の最新モデル

今回発売される「Vscan Extend」は、従来モデル(3.5インチ)から大型化した液晶ディスプレイ(5インチ(約12.7cm))を搭載し、タッチスクリーン方式を採用しており、視認性・操作性を向上させている。さらに『最速1秒』で起動できることで、早急な診断が求められる場面で患者アクセスを向上させる

また、様々な診断を想定したアプリケーションを標準搭載しており、『Wi-Fi対応』になったことによって、Wi-Fi経由での「DICOM規格」の画像データをサーバー転送することが可能になっており、アプリケーション機能では『残尿量計測アプリ』が標準搭載され、残尿量の体積を半自動的に計測することが可能になっているという。(今後はアプリケーション拡張も可能になる予定。)

また、肺エコーの診断時に、診断結果を肺全体の画像として目視的に表示できる『レポート機能』なども搭載されている。

2017年9月以降に、『Cloudサービス』に対応する予定で、同シリーズの「Vscan Dual Probe」(2014年6月発売)の『2in1方式プローブ(リニア型/セクタ型)』も搭載可能になる。(深部臓器用・表在臓器用の2本が必要なプローブを1本のみで使用でき、心臓・腹部、表在血管・甲状腺、肺エコーなどの複数の領域を高画質画像で描出。)

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