セコムが新ウェアラブル端末で健康管理・救急対応サービスを開始

最終更新日:2018年2月25日

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臨床工学技士コラム

セコムが新ウェアラブル端末で健康管理・救急対応サービスを開始

2017.02.13

セキュリティ・警備大手のセコム株式会社(東京都渋谷区、中山泰男社長)は2016年12月21日に、今夏から同社の家庭用防犯システム「セコム・ホームセキュリティ」の契約者向けにウェアラブル端末「セコム・マイドクターウォッチ」を活用した健康管理・救急対応サービスを提供することを発表した。

これは同社の『ホームセキュリティ』と『ヘルスケア』の融合を目指した取り組みの一環で、今回開発された同端末は、高齢者などの健康状態を見守りながら、利用者が転倒して自力では助けを呼べないなどの場合は必要に応じて手首などに装着している端末が検知して自動で緊急通報する「リストバンド型」活動量計だ。

独り暮らしや夫婦だけで暮らす高齢者が増える「超高齢社会」の中、日常の健康管理や緊急時の安全対策を組み合わせたシステムで導入家庭を増やしたい考えのようだ。

今夏の発売開始に先駆けて、すでに今年1月から「セコム・ホームセキュリティ」の契約者を対象に試用提供を進めている。

リストバンド型ウェアラブル端末活用のヘルスケア

同社では、1982年に家庭用防犯システム「セコム・ホームセキュリティ」のオプションサービスとして、救急通報システム「マイドクター」を国内で初めて開始した。

さらに2013年には外出先でも利用出来る携帯電話・GPS機能・救急通報機能を備えた高齢者救急時対応サービス「セコム・マイドクタープラス」の提供を開始した。

今回開発された「セコム・マイドクターウォッチ」は、これらのマイドクターシリーズ最新版。リストバンド型ウェアラブル端末を活用したヘルスケア・救急対応一体化サービスを提供していく。

『ヘルスケア』と『緊急対応』を一体化

『ヘルスケア』としては、歩数・消費カロリーなどの活動量を計測して、「セコム・ホームセキュリティG-カスタム」(液晶モニター)でグラフ表示ができる。

試用提供期間は、「活動量測定」機能以外は自宅での利用に限られるが、初夏のサービス開始時にはスマートフォンと連動させた屋外利用やスマートフォンアプリ連携、IoT対応体組成計・血圧計などとの連動も可能になるという。

また、将来的には血圧や脈拍、体温などの測定機能を持たせ、病気予兆検知サービスにも拡大する予定としている。

『緊急対応』では、急病時に端末本体のボタンを押すと救急通報でき、緊急対処員が急行や救急車の手配が行われる。

また、急な体調悪化などで突然意識を失っての転倒時などには、端末が衝撃の強さを感知。利用者の移動の有無を基に一定時間身動きが取れていない状態であることを検知するとセコム管理センターに自動で通報される。

「超高齢化社会」を背景にして高齢者向けサービス市場が成長

同社が今回ウェアラブル端末サービスを導入したきっかけは「超高齢社会」自宅で独りや夫婦二人だけで長い時間を過ごす高齢者が増加していることが背景にはある。

国内の高齢者(65歳以上)が暮らす世帯の数は、全世帯の半数近い約2400万世帯。(2014年時点)その内、独り暮らし・夫婦だけの高齢者世帯がその6割を占める

同社ホームセキュリティの契約件数に換算した場合、独り暮らしや夫婦だけで生活する契約者は30万件近い。

ヘルスケアや家事代行などの「高齢者向けサービス」の市場規模は成長市場とも考えられており、同社は2015年に介護大手のツクイと提携。今年は、日本郵便やNTTドコモなど7社共同で高齢者向けサービスの新会社を設立するとしている。

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