公開日:2019.02.26
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神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC)は1月16日、松元亮氏(東京医科歯科大学生体材料工学研究所バイオエレクトロニクス分野准教授(神奈川県立産業技術総合研究所 非常勤研究員兼務))らが、陳思淵氏(神奈川県立産業技術総合研究所研究員)、菅波孝祥氏(名古屋大学環境医学研究所教授)と共同で行った研究によって、マイクロニードル型「貼るだけ」人工膵臓のプロトタイプを開発したことを発表した。
同研究成果は、「Advanced Functional Materials」(電子版)に掲載されている。
公開日:2019.02.20
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中外製薬株式会社は1月10日、AI(人工知能)を活用した「対話型プログラム」で製品に関する問い合わせに回答するチャットボット「MI chat(Medical Information Chatbot:エムアイチャット)」を導入したことを発表した。
公開日:2019.02.14
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国立循環器病研究センターは12月25日、巽英介氏(国循人工臓器部部長)、片桐伸将氏(特任研究員)らの研究グループによって、世界最小・最軽量の「次世代型心肺補助(ECMO)システム装置」の開発に成功したことを発表した。
公開日:2019.02.06
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シスメックス株式会社は12月25日、国立がん研究センターと共同開発を行ってきた「OncoGuide(TM) NCCオンコパネル システム」において、日本初となる、がんゲノムプロファイリング検査用システムとしての製造販売承認を取得したことを発表した。
同システムは、「OncoGuide NCCオンコパネル 解析プログラム」と「OncoGuide NCCオンコパネル キット」によって構成されている『コンビネーション医療機器』で、次世代シークエンサーと組み合わせて使用するもの。
公開日:2019.01.31
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京都大学は12月13日、雨宮尚之氏(同大大学院工学研究科教授)、東芝エネルギーシステムズ株式会社、高エネルギー加速器研究機構、量子科学技術研究開発機構らの研究グループによって、高温超伝導を用いた『粒子加速器用電磁石』を開発し、その機能実証に成功したことを発表した。
同研究成果は、同日開催された「第31回国際超電導シンポジウム」でも発表された。
公開日:2019.01.25
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日本メドトロニック株式会社は12月13日、重症心不全の治療選択肢のひとつとして用いられる「植込み型補助人工心臓システムHVAD(TM)」の製造販売承認を取得したことを発表した。
公開日:2019.01.21
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昭和大学は12月10日、工藤進英教授(同大横浜市北部病院消化器センター)らの研究グループによって開発された、人工知能(AI)内視鏡画像診断支援ソフトウェア「EndoBRAIN(R)」が医薬品医療機器等法に基づき、クラスIII・高度管理医療機器として承認を取得したと発表した。
公開日:2019.01.15
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テルモ株式会社は12月4日、手動接続で使用する『腹膜透析システム』の新製品として、「カチットタイプ」と「ウイングタイプ」の追加に関して、11月末に薬事手続きが完了したことを発表した。
公開日:2019.01.09
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日本メドトロニック株式会社は12月3日、糖尿病患者のモバイル機器上で通知を受け取れる持続グルコースモニタリング(CGM)システム「ガーディアン(TM)コネクトシステム」の販売を開始したことを発表した。
「ガーディアンコネクトシステム」は、持続グルコースモニタリング(CGM、持続血糖測定器)。
CGMシステムを活用すると、患者が普段使用するモバイル機器で、リアルタイムの『グルコース変動』をいつでも確認できるもので、すでに、アメリカ、EU諸国、オーストラリア、チリ、シンガポール、韓国で販売されている。
公開日:2018.12.28
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名古屋大学は10月17日、新津葵一氏(同大大学院工学研究科准教授)らの研究グループによって、世界最小クラスの発電・センシング一体型血糖センサーを新たに開発し、給電端末不要の『コンタクトレンズ』方式の持続型血糖モニタリング装置を試作することに成功したと発表した。
同研究成果は、国際会議「IEEE BioCAS2018」にて発表される予定。
公開日:2018.12.12
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東北大学は10月12日、西條芳文氏(同大大学院医工学研究科教授)、増田則之氏(株式会社アドバンテスト新企画商品開発室統括リーダー)らの研究開発グループによって、2波長の光超音波画像と超音波画像を同時撮影することができる、皮膚内の「in vivoイメージング技術」の開発に成功したと発表した。
今回の研究開発は、内閣府総合科学技術・イノベーション会議が主導する革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)の一つである「イノベーティブな可視化技術による新成長産業の創出」の一環として行われたもの。
同プログラムでは、新たな生体の画像化技術として、「光超音波技術」を利用した画像撮影開発が取り組まれている。
同研究グループは、その中で、皮膚浅部の「血管網」の高解像度による画像化を目的とし、顕微鏡レベルの解像度を『30μm以下』にするマイクロ可視化システムの研究開発を行っていた。
公開日:2018.12.04
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富士フイルムホールディングス株式会社は10月1日、アカデミアとの共創によって、次世代AI技術の開発拠点である、FUJIFILM Creative AI Center「Brain(s)」(ブレインズ)を東京・丸の内に開設したことを発表した。
「Brain(s)」は、人工知能(AI)を軸に、脳に象徴される人々の叡知(brains)を融合するという意味合いを持つネーミングとなっている。
公開日:2018.11.27
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インフルエンザの予防接種を受ける際、従来ではワクチンの注射を打ってもらうために医療機関を受診することが当たり前だった。
しかし、病院やクリニックに行くと、待合室で鼻水をすすったり、くしゃみをする患者も多く溢れている。
そのような感染リスクもある場所へ行かずとも、『パッチ型インフルエンザワクチン』を自宅に送ってもらうだけで、ワクチンによる予防ができる、そんな予防接種法が実現するかもしれない。
米・感染症研究所の研究グループでは、注射針を使用せずに、腕に貼れる絆創膏タイプのワクチンを開発したことを発表した。
その予備的な臨床試験の結果が、「Science Advances」(9月12日号)に報告されている。
公開日:2018.11.19
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理化学研究所(理研)は9月12日、菊地淳氏(理研環境資源科学研究センター環境代謝分析研究チームチームリーダー)、伊藤研悟氏(特別研究員)らの研究チームによって、『機械学習アルゴリズムの探索』を活用した、「核磁気共鳴(NMR)化学シフトの予測」を世界最高精度で達成したことを発表した。
同研究成果は「Chemical Science」に掲載されている。
公開日:2018.11.14
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シスメックス株式会社と凸版印刷株式会社と株式会社理研ジェネシスは8月30日、がん組織内の『遺伝子変異』を検出するための検査を完全自動化する「研究用遺伝子測定装置LW-100」と関連試薬群を開発し、同システムを研究用として提供開始すると発表した。
公開日:2018.11.02
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科学技術振興機構(JST)は8月28日、 内閣府革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)「セレンディピティの計画的創出」に参画する、光量子科学、電気工学、機械工学、化学、情報科学、医学、生物学など多くの異分野にわたる研究者の共同開発によって、「細胞の高速イメージングと深層学習」を活用した画像解析を行い、細胞を1つずつ網羅的に高速に識別し、その解析結果に応じて所望の細胞を分取する世界初の基盤技術「Intelligent Image-Activated Cell Sorter」を開発したと発表した。
同研究成果は、「cell(電子版)」で公開される予定。
公開日:2018.10.29
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オリンパス株式会社は2018年8月28日、『超音波気管支ファイバービデオスコープ(「BF-UC290F」)』を国内で発売することを発表した。※製造販売元は、オリンパスメディカルシステムズ株式会社。
同スコープは、肺がんのリンパ節転移の確定診断を行うための「超音波気管支鏡ガイド下針生検(EBUS-TBNA)」手技に使用するもの。
公開日:2018.10.24
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オリンパス株式会社は9月3日、国立病院機構呉医療センター・中国がんセンターの臨床研究部病理診断科と共同で、独自開発のディープラーニング技術を活用して、「胃生検材料」を用いたAI病理診断支援ソフトウェアの研究を行ったことを発表した。
同研究成果は、「第17回日本デジタルパソロジー研究会総会」で、谷山大樹氏(医師、広島大学大学院医歯薬保健学研究科分子病理学研究室)によって発表された。
公開日:2018.10.11
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今後の社会の高齢化に伴って、日本国内では、「大腸がんの好発年齢層」が急増することが予測されている。
一方で、その対策として、内視鏡専門医の育成数を増加させることや、最先端の内視鏡システムを国内の医療機関に普及させることは、人的・経済的負担が大きく、時間もかかるという課題がある。
東京慈恵会医科大学は8月17日、人工知能(AI)技術を用いることによって、大腸内視鏡検査中にリアルタイムでポリープを検出し、ポリープの組織診断を予測できる検査支援システムを開発したと発表した。
同研究結果は、第95回日本消化器内視鏡学会総会シンポジウム(5月開催)、米国消化器病週間(6月、DDW:Digestive Disease Week)で発表された。
また、同研究は、同大学とエルピクセル株式会社が共同で実施しているもので、日本医療研究開発機構(AMED)の支援を受けている。
公開日:2018.10.03
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米スタンフォード大学の研究グループによって、ヒトの表情から感情を識別するスマートフォンアプリと眼鏡型デバイスの「Google Glass」を組み合わせて使用し、自閉症児の社会的スキルを向上する可能性が示された。
同アプリとGoogle Glassを用いたゲーム感覚のセッションを受けた自閉症児では、社会的スキルの評価スコアの向上が見られ、アイコンタクトを取る回数も増えたという。
この予備的研究の結果は、8月2日付けの「npj Digital Medicine」(電子版)に発表された。