介護職コラム

最終更新日:2018年2月19日

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介護職コラム

認知症、パーキンソン症状を示す新たな神経変性疾患を発見

2018.02.14

神経変性疾患には、現状では治療法のない難治性疾患、病態が分かっていない未知の疾患も多い。

北海道大学は1月17日、矢部一郎氏(同大大学院医学研究院准教授)らの研究グループが、認知症とパーキンソン症状を主な症状とする新たな神経変性疾患を発見し、その発症に関与する「Bassoon(BSN)遺伝子」を同定したと発表した。同研究成果は、「Scientific Reports」誌に掲載された。

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働く世代の「歩く」を推進、『FUN+WALK PROJECT』が来年にも本格スタート

2018.02.01

スポーツ振興(スポーツに関する施策推進)を図るために、2015年10月に新たに設置された「スポーツ庁」は2周年を迎え、「健康増進」を図る官民連携プロジェクトとして実施する「歩く」の推奨プロジェクト『FUN+WALK PROJECT』のスタートを来春に計画している

ビジネスパーソン(20~40代の働く世代)のスポーツ参画人口の拡大を通じて、国民の健康増進を目指すもので、11月27日に開催されたスポーツ審議会健康スポーツ部会の報告によると、歩数に応じて飲食店やコンビニエンスストア、スポーツ衣料品店などのクーポンがもらえるスマートフォンの専用アプリなども開発される方針だ。

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全身持久力を保つことで「2型糖尿病」リスクが低下、東北大

2018.01.30

体力を構成する1つの要素となる「全身持久力」。持久力・スタミナなどと呼ばれるのが一般的だ。

この「全身持久力」は、有酸素運動(ランニングやジョギング、サイクリングなど)によって高められるとされ、ランニングなどの運動によって、この全身持久力を高く保つことが、2型糖尿病を予防するために有効ともされている。

東北大学は12月5日、門間陽樹氏(同大大学院医工学研究科助教)と永富良一氏(同教授兼大学院医学系研究科)、東京ガス株式会社、医薬基盤・健康・栄養研究所の共同グループが、厚生労働省の「健康づくりのための身体活動基準 2013」で設定された全身持久力の基準を数年間満たしていると、その後の2型糖尿病発症のリスクが低いことを明らかにしたと発表した。

同研究成果は、「Journal of Epidemiology」に掲載されている。

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iPS細胞でアルツハイマー型認知症の治療薬候補を発見

2018.01.12

再生医療として注目される「人工多能性幹細胞(iPS細胞)」。このiPS細胞を活用して、薬の候補を探す「創薬」の将来性は期待されており、これまでにも、白血病の抗がん剤の筋萎縮性側索硬化症(ALS)への効果や免疫抑制剤の筋肉に骨ができる難病への効果などが確認され、患者が服用して効果などを確認する治験を進んでいる。

また、超高齢化社会に突入した国内において、認知症で最も多いてアルツハイマー病型認知症患者の細胞からiPS細胞を作製し、認知症治療薬としての創薬にiPS細胞を応用する新たな試みも進んでいる。

京都大iPS細胞研究所の近藤孝之氏(同研究所特定拠点助教)、井上治久氏(幹細胞医学教授)らの研究グループが、アルツハイマー病型認知症患者の細胞からiPS細胞を作製した実験で、アルツハイマー型認知症の患者の脳に蓄積し、発症の原因物質とされる特定のタンパク質「アミロイドβ(ベータ)」を、同時に使うことで、3割以上減らす既存の薬3種の組み合わせを発見したことを発表した。 

論文は11月21日付けの米科学誌「セル・リポーツ」(電子版)に掲載された。

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高齢者の自立喪失リスク、「フレイル」で約2.4倍に

2018.01.04

「健康日本 21(第 2 次)」の目標の一つ『健康寿命延伸』のために、国内の高齢者の健康余命への影響因子の解明と効果的な対策が重要になっている。

健康余命への影響因子である「フレイル」は、「加齢によって筋力や認知機能などの心身の活力が低下し、生活機能障害、要介護状態、死亡などの危険性が高くなった状態」を指す概念で、疾病や身体的健康度の側面のみでなく、このような「機能的健康度」という側面が注目されている。

しかし、国内での高齢者を対象とした追跡研究は少なく、フレイルの中長期的な予後は明らかになっていない。また、健康寿命延伸のために重要と考えられる生活習慣病の予防対策の重点である「メタボリックシンドローム」と健康余命との関連も分かっていない。

東京都健康長寿医療センターは11月13日、新開省二氏(同センター研究所副所長)と北村明彦し(同研究部長)らの研究グループが、フレイルが国内における高齢者の中長期的な自立喪失の有意の危険因子であることを明らかにし、高齢期のメタボリックシンドロームは自立喪失に影響していないことを発表した。

同研究成果は、「日本公衆衛生雑誌10月号」に掲載された。

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ユズ種子油に「アディポネクチン」、血糖値や血圧低下に

2017.12.26

善玉ホルモン「アディポネクチン」は、血管を若く保ち、糖尿病や脂質異常症、動脈硬化などを改善する「長寿ホルモン」とも呼ばれ、元気な高齢者の血中に多いという研究報告もあるなど、近年、健康を保つのに重要なホルモンとして注目されている。

ユズの効用を共同研究している高知大と高知県馬路村農協(東谷望史組合長)は11月14日、非加熱のユズの種子油に、この善玉ホルモン「アディポネクチン」の分泌を促す作用があることをマウス実験で確認したことを発表した。

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ギャンブル依存症とは!?「カジノ解禁法」で関心度高まる

2017.12.20

2016年末にカジノを中心とする統合型リゾート(IR)整理推進法が衆院本会議で可決した。この「カジノ解禁法」の実施に必要な法案は、2018年1月に召集される通常国会に提出される見通しだ。

今秋の臨時国会で、マイナンバーカードによる本人確認や、入場料の徴収、入場回数の制限などでカジノでの犯罪・依存症を防ぐ規制基準などを定める「IR実施法案」が提出予定だったが、衆院が冒頭解散されたため、年明けの通常国会に出される見通しだ。 

また、競馬などの公営競技・パチンコといった既存のギャンブル依存症対策を強化する議員立法の「基本法案」も検討されている。

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「BBB通過型ナノマシン」を開発、アルツハイマー病などの治療に

2017.12.11

先進国では高齢化が進行しており、高齢者人口の増加に伴い難治性の脳神経系疾患を発症する患者数が増加することは一つの社会問題になっている。

アルツハイマー病に代表される脳神経系疾患の治療における最大の障壁になっているのは、生体内バリア機構である『血液脳関門 (Blood-brain barrier: BBB) 』

BBBは脳の活動に必須な栄養素を選択的に取り込む役割を担う一方で、脳への薬剤の効果を著しく制限する側面を持つことが分かっている。

ナノ医療イノベーションセンター(iCONM)は10月18日、片岡一則氏(同センター長、東京大学政策ビジョン研究センター特任教授)と、横田隆徳氏(東京医科歯科大学脳神経病態学分野(神経内科)教授)らの研究グループによって、血中グルコース濃度(血糖値)の変化に応答して、BBBを効率よく通過し、脳内へ集積する「BBB通過型ナノマシン」の開発に成功したことを発表した。

同研究成果は、「Nature Communications」(電子版)に掲載されている。

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「食べ順」で変わる血糖値、野菜から食べて抑制

2017.12.08

日々の「食」に関する生活習慣が、健康維持や健康寿命の延伸にも大きく影響しているが、近年、この「食」で話題になっているのが『糖分』の摂りすぎだ。

糖質を食べると「食後高血糖」の状態になるため、インスリンが追加で分泌されるが、それが習慣化して膵臓が疲弊することによってインスリン分泌に異常が出始めると、体脂肪の増加・インスリン抵抗性の上昇などから高血糖でとどまらず、糖尿病になってしまう。

2型糖尿病の患者では、毎回の食事で摂取カロリーの6割以上を「糖質」で補っているとも言われており、摂取する糖質を制限するというダイエット法なども流行っているが、ついご飯やパン、スイーツなどをどうしても食べたくなるという人も多い。

アメリカ糖尿病学会では、糖尿病の食事療法として、食後高血糖にならないような「食べ順」を示した「糖質制限食」が2013年から正式に認められている。

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中年の高血圧、特に「40代女性」でその後の認知症リスク高

2017.11.27

認知症の約8割は、脳の血管が破れたり詰まったりして脳に障害が起こる「脳血管性認知症」と、未だ原因が不明の脳の変性による「アルツハイマー性認知症」で占められており、糖尿病・脂質異常症・高血圧などの生活習慣病と認知症は大きく関連していることが分かっている。

その中でも脳卒中などの「脳血管障害」を引き起こす高血圧は、認知症のリスクとされる。

(ケアマネージャーコラム :中高年の『高血圧』は認知症を誘発、AHAが科学的声明も参照)

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