介護職コラム

最終更新日:2018年4月25日

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介護職コラム

高齢者に多い『過活動膀胱』は、皮膚機能の老化が原因!?

2018.04.23

年をとるにつれて、頻尿や尿失禁の原因となる『過活動膀胱』になりやすくなる。しかし、高齢者がなぜこの『過活動膀胱』になりやすいのか、その原因はまだ解明されていない。

東京都健康長寿医療センター(東京都板橋区、井藤英喜理事長)は3月8日、堀田晴美氏(同研究所研究部長)らの研究グループが、加齢によって、皮膚求心性神経における皮膚神経活動が低下することで、「膀胱の収縮」が抑制されにくくなることを発見したと発表した。

同研究成果は、「Frontiers in Neuroscience」に掲載されている。

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相次ぐ「アルツハイマー病の新薬開発中止」、『Aβ』標的の研究は限界

2018.03.26

近年のアルツハイマー病の新薬開発では、アルツハイマー病に関係すると考えられている脳の『アミロイドβ(Aβ)』と呼ばれるタンパク質を標的とした研究が進んできた。

しかし、最近、注目されていた2種類の新薬の臨床試験が失敗に終わり、中止されたことが明らかになった。すでに一部の専門家からは、『Aβ』標的のアルツハイマー病研究の方向性を疑問視する声も上がっている。

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「前頭側頭葉変性症」と「アルツハイマー病」共通の病態発見

2018.03.15

超高齢社会の日本において、大きな社会問題の1つになっているのが「認知症」だ。

「アルツハイマー病」、「前頭側頭葉変性症」、「レヴィー小体型認知症」は、『3大認知症』と呼ばれ、これらの認知症患者が増加する一方で、これらの疾患の根本的な治療法は未だ確立されてない。

東京医科歯科大学は1月30日、岡澤均氏(同大難治疾患研究所/脳統合機能研究センター・神経病理学分野教授)の研究グループと、宮野悟氏(東京大学教授)、貝淵弘三氏(名古屋大学教授)らの共同研究によって、新たに作成した『前頭側頭葉変性症のモデルマウス』を用いて、同疾患の病態において早期に生じる「タウタンパク質リン酸化」が、シナプス障害を通じて認知症の症状を引き起こしていると発見したことを発表した。

同研究成果は、国際科学「Nature Communications」(電子版)に掲載されている。

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アルツハイマー病、「血液検査」による早期発見・治療

2018.03.09

近年の研究で、「アルツハイマー病」の患者の脳内には、認知症の症状が現れる20年以上も前から「アミロイドベータ(Aβ)」と呼ばれる異常なタンパク質が蓄積され始めていることが明かになっているという。

脳内でこの「アミロイドベータ(Aβ)」が蓄積しているのを検出するには、『陽電子放射断層撮影(PET)』などによる検査が必要になるが、高額な検査費用を抑制するや患者の身体的負担を軽減することなどが課題だった。また、血中にわずかな量しか含まれていないAβを「血液検査」によって調べるのも困難とされてきた。

国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)と島津製作所(京都府京都市)などの研究グループが、アルツハイマー病の原因とされる「アミロイドベータ(Aβ」を早期段階から発見する簡便な血液検査の方法を開発したことを発表した。

同研究成果は、2月1日付けの英科学誌・ネイチャー(電子版)に掲載された。

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寒い時期の「ぎっくり腰」、日ごろの筋トレ・ストレッチで防止

2018.02.27

年齢に関係なく、多くの人が症状を抱え悩んでいるのが、肩こりや腰痛
年始の寒い時期では、特にこれらの症状が悪化するケースが多いようだ。
気温が低くなっているために、身体全身が冷えてしまい、肩や腰などの各部位の筋肉の血行も悪くなっているためだ。

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認知症、パーキンソン症状を示す新たな神経変性疾患を発見

2018.02.14

神経変性疾患には、現状では治療法のない難治性疾患、病態が分かっていない未知の疾患も多い。

北海道大学は1月17日、矢部一郎氏(同大大学院医学研究院准教授)らの研究グループが、認知症とパーキンソン症状を主な症状とする新たな神経変性疾患を発見し、その発症に関与する「Bassoon(BSN)遺伝子」を同定したと発表した。同研究成果は、「Scientific Reports」誌に掲載された。

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働く世代の「歩く」を推進、『FUN+WALK PROJECT』が来年にも本格スタート

2018.02.01

スポーツ振興(スポーツに関する施策推進)を図るために、2015年10月に新たに設置された「スポーツ庁」は2周年を迎え、「健康増進」を図る官民連携プロジェクトとして実施する「歩く」の推奨プロジェクト『FUN+WALK PROJECT』のスタートを来春に計画している

ビジネスパーソン(20~40代の働く世代)のスポーツ参画人口の拡大を通じて、国民の健康増進を目指すもので、11月27日に開催されたスポーツ審議会健康スポーツ部会の報告によると、歩数に応じて飲食店やコンビニエンスストア、スポーツ衣料品店などのクーポンがもらえるスマートフォンの専用アプリなども開発される方針だ。

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全身持久力を保つことで「2型糖尿病」リスクが低下、東北大

2018.01.30

体力を構成する1つの要素となる「全身持久力」。持久力・スタミナなどと呼ばれるのが一般的だ。

この「全身持久力」は、有酸素運動(ランニングやジョギング、サイクリングなど)によって高められるとされ、ランニングなどの運動によって、この全身持久力を高く保つことが、2型糖尿病を予防するために有効ともされている。

東北大学は12月5日、門間陽樹氏(同大大学院医工学研究科助教)と永富良一氏(同教授兼大学院医学系研究科)、東京ガス株式会社、医薬基盤・健康・栄養研究所の共同グループが、厚生労働省の「健康づくりのための身体活動基準 2013」で設定された全身持久力の基準を数年間満たしていると、その後の2型糖尿病発症のリスクが低いことを明らかにしたと発表した。

同研究成果は、「Journal of Epidemiology」に掲載されている。

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iPS細胞でアルツハイマー型認知症の治療薬候補を発見

2018.01.12

再生医療として注目される「人工多能性幹細胞(iPS細胞)」。このiPS細胞を活用して、薬の候補を探す「創薬」の将来性は期待されており、これまでにも、白血病の抗がん剤の筋萎縮性側索硬化症(ALS)への効果や免疫抑制剤の筋肉に骨ができる難病への効果などが確認され、患者が服用して効果などを確認する治験を進んでいる。

また、超高齢化社会に突入した国内において、認知症で最も多いてアルツハイマー病型認知症患者の細胞からiPS細胞を作製し、認知症治療薬としての創薬にiPS細胞を応用する新たな試みも進んでいる。

京都大iPS細胞研究所の近藤孝之氏(同研究所特定拠点助教)、井上治久氏(幹細胞医学教授)らの研究グループが、アルツハイマー病型認知症患者の細胞からiPS細胞を作製した実験で、アルツハイマー型認知症の患者の脳に蓄積し、発症の原因物質とされる特定のタンパク質「アミロイドβ(ベータ)」を、同時に使うことで、3割以上減らす既存の薬3種の組み合わせを発見したことを発表した。 

論文は11月21日付けの米科学誌「セル・リポーツ」(電子版)に掲載された。

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高齢者の自立喪失リスク、「フレイル」で約2.4倍に

2018.01.04

「健康日本 21(第 2 次)」の目標の一つ『健康寿命延伸』のために、国内の高齢者の健康余命への影響因子の解明と効果的な対策が重要になっている。

健康余命への影響因子である「フレイル」は、「加齢によって筋力や認知機能などの心身の活力が低下し、生活機能障害、要介護状態、死亡などの危険性が高くなった状態」を指す概念で、疾病や身体的健康度の側面のみでなく、このような「機能的健康度」という側面が注目されている。

しかし、国内での高齢者を対象とした追跡研究は少なく、フレイルの中長期的な予後は明らかになっていない。また、健康寿命延伸のために重要と考えられる生活習慣病の予防対策の重点である「メタボリックシンドローム」と健康余命との関連も分かっていない。

東京都健康長寿医療センターは11月13日、新開省二氏(同センター研究所副所長)と北村明彦し(同研究部長)らの研究グループが、フレイルが国内における高齢者の中長期的な自立喪失の有意の危険因子であることを明らかにし、高齢期のメタボリックシンドロームは自立喪失に影響していないことを発表した。

同研究成果は、「日本公衆衛生雑誌10月号」に掲載された。

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