利用者の服薬管理問題を抱えるケアマネージャーは8割以上

最終更新日:2018年4月27日

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ケアマネージャーコラム

利用者の服薬管理問題を抱えるケアマネージャーは8割以上

2015.09.04

介護支援専門員の業務支援サイト「ケアマネジメント・オンライン」を運営する株式会社インターネットインフィニティー(東京都中央区、別宮圭一社長)は、2015年6月4日~10日の期間で、同サイトの会員ケアマネジャーを対象として介護サービス利用者の服薬管理に関して調査した結果(605人が回答)、8 割以上のケアマネジャーが服薬管理に問題のある利用者を抱えていることが分かった。

高齢者の服薬問題

処方された薬の種類が多いことや、薬を飲むのを忘れてしまうことなど、高齢者の服薬には様々な問題が付きまとっている。
これは本人への副作用や税金による医療費の無駄使いになるなど、国としても薬の適正使用が課題になっている。
(薬剤師コラムコラム :「かかりつけ薬局」を推進、診療報酬を加算 も参照)

同調査結果では、ケアマネージャーが担当する利用者が薬を飲む際の方法としては、「水」が一番多く、その他には「白湯」や「お茶」、「とろみをつけた水」、「白飯やおかずに混ぜて服用」、「服薬ゼリーの使用」などがあった。
また、服薬での問題として最も多かったのは「薬を飲んだことを忘れてしまう」で、その次は「飲み忘れや飲み残しにより、処方された薬が常に余ってしまう(残薬がある)」だった。

担当する利用者の3分の1が問題あり

結局、服薬管理が出来ていない利用者を担当するケアマネジャーは 8割にのぼり、ケアマネジャー1 人あたり平均 9.3 人の利用者が服薬に問題があることになった。
これはケアマネジャー1 人あたりの担当する利用者の約3分の1に服薬の問題があることに相当する。
服薬に問題のある利用者の持つ疾患を見てみると、「高血圧」が81.2%、「認知症」76.8%、「糖尿病」55.2%、「脳血管障害」46.4%と続いた。

服薬問題の改善は可能

一方で、約3分の2のケアマネジャーが担当する利用者の服薬管理が改善した経験はあると答えている。 改善を促した具体的な対処法としては、1度に数種類の錠剤を服用する場合などに、服用のタイミングが同じ薬をまとめて1袋にしておく「薬の一包化」が最も多かった。
次いで「服薬カレンダーや管理ボックスの設置」、「他職種と連携し、皆で声かけ」などを行うことでも改善を促せたという。

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